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寒い朝布団から出られない理由と、冬でもすっきり起きるコツ3つ

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

寒くなり、朝起きるのがだんだんツラくなる時期です。
布団からなかなか出られなかったり、二度寝してしまったりする方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は寒い日の朝でもスッキリ起きるコツをご紹介します。

この記事で紹介すること
・なぜ冬の日は起きたくなくなるの?
・夏と冬の睡眠の違い
・冬の朝に起きるコツ3つ

・なぜ冬は起きたくなくなるの?

室温が低く、暖かい布団の中で過ごしていたいというのはもちろんですが、そのほかにも原因はいくつか考えられます。
その1つが冬の睡眠の質の低下です。
就寝中の室温が低すぎると睡眠の質が低下し、睡眠時間を確保していても体は睡眠不足状態です。朝になっても眠気が残ってしまう可能性があります。

・夏と冬の睡眠の違い

睡眠時間は夏に比べて冬はやや長めになります。その理由の1つは日照時間の差にあるといわれています。
日中にしっかり日光を浴びることで、夜に体内の睡眠ホルモン濃度が上昇して自然な眠気や質の良い睡眠につながります。しかし冬はどうしても日光が不足しがちです。質の良い睡眠が得られにくく、そのため質より量(時間)が長くなると考えられています。

・冬の朝に起きるコツ3つ

❶室温をあたためる

朝の起きるタイミングで室内が冷えていると布団との寒暖差が小さくなり、布団から出て活動しやすくなります。暖房のタイマー設定で起床時刻30分前からお部屋をあたためるのがおすすめです。

❷起床後すぐに光を浴びる

起床後、目から適度な光を感じることで頭が覚醒してすっきり目覚めやすくなります。
起きてすぐにお部屋の電気をつけることも大切ですが、理想は窓を開けて日光を浴びることです。起きてすぐカーテンを開けたり、適度に光が入る素材のカーテンのとりつけもおすすめです。

❸質の良い眠りをとる

室温管理はもちろんですがその他に、カフェインやお酒の過度な摂取は控えましょう。就寝前のホットワイン、温めた日本酒、紅茶や緑茶などが飲みたくなる時期ですが、これらは睡眠に悪影響を及ぼす可能性があります。特にカフェインは飲んでから体の中に残る時間が意外と長く、個人差はありますが夕方以降のコーヒー、緑茶、紅茶は控えることをおすすめします。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
寒い冬は朝に起きるのがつらくなりがちですが、コツを抑えた行動や環境に変えることによって少しでも楽に起きられるようになる可能性があります。季節感を楽しみつつ、質の良い睡眠とスッキリとした朝の目覚め両方を手に入れましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 健康系やインテリア系記事のライターをしたり、睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、薬局で勤務したりしています。

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