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質の良い睡眠に必要なのは朝食!?朝食のメリット3選と快眠へおすすめの朝食を紹介

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

毎日、朝ごはんを食べていますか?朝食を食べる習慣がない人も中にはいるかもしれません。
朝食は日中活動的に過ごすために必要と思っている人が多いかもしれませんが、睡眠の質にも影響することがわかっています。

・朝ごはんを食べている人の割合は?

朝食を取る習慣のない人の割合を示した「朝食欠食率」は、男性15%、女性10%程度といわれています。特に若い世代では朝食を抜く人が多いようです。朝は食欲がない、食べる時間がない、という理由かもしれませんが、朝食を取るメリットはたくさんあるので基本的には朝食を取ることをおすすめします。

・朝食のメリット3選とおすすめ朝食内容

❶体内時計がととのう

体には体内時計があることがわかっています。朝起きて体内時計をリセットすることで、眠気がおさまり、日中活動的に過ごしやすくなります。そのためには、胃に食べ物を入れ、食事により血糖値を上げることが大切です。体内時計が整い、昼間は覚醒、夜は自然な眠気と快眠が期待できます。

「朝はどうしても物を食べられない、食欲がない」という人は、スープ野菜ジューススムージーなどを飲んで、体を目覚めさせましょう。

❷日中の代謝UP

朝食でエネルギー源を補給することで、体温の上昇、つまり基礎代謝が上がることが期待できます。代謝が上がることでエネルギーを効率よく消費できるため、健康的で太りにくい体質になります。

パンやおにぎりなどの炭水化物だけではエネルギー消費の効率が悪くなりがちなので、タンパク質なども一緒に取るようにしましょう。サンドイッチや卵かけご飯のように、炭水化物にたんぱく質の追加がおすすめです。

❸夜に睡眠ホルモンが分泌

睡眠ホルモン「メラトニン」を夜に分泌させるには、メラトニンの原料になるタンパク質やビタミンなど栄養素を朝食で摂っておく必要があります。

栄養バランスの良いや、豆腐などの大豆製品魚類など、タンパク質や栄養を意識した食事内容がおすすめです。納豆や鮭など日本の朝食の定番は、栄養的にもおすすめです。

さいごに

朝ごはんを食べる習慣がない人もいらっしゃるかもしれませんが、朝食にはメリットがたくさんです。日中に調子良く過ごし、夜に質の良い睡眠を取るためにも、朝食はしっかり食べましょう。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 健康系やインテリア系記事のライターをしたり、睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、薬局で勤務したりしています。

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