「肺に穴があく」とどうなる?肺の特徴から分かりやすく解説!
ご覧いただきありがとうございます。おがちゃん先生です。
今回は「肺に穴があくとどうなる?」というテーマで解説していきます。
今回の目次
- 肺はどんな臓器?
- 肺に穴があくことがある?
- 肺に穴があくとどうなる?
- 肺の健康のためにできること
【1】肺はどんな臓器?
肺は、空気中の酸素を取り入れ、体内で不要となった二酸化炭素を体外に排出する働きをしています。
これは「肺胞」という小さな袋で行われていて、ガス交換と呼びます。
【2】肺に穴があくことがある?
実際に「肺に穴があく」という状態になることがあります。
肺に穴があくと、肺の周り(胸腔)に、空気が漏れ出て、小さく萎んでしまいます。
上の図では、ブラ(ブレブ)という嚢胞が壊れてしまうことで起こるパターンを示しています。
交通事故などの外傷で起こることもありますが、原因がはっきりとしない場合(いわゆる特発性)もあります。
後者は、20歳前後の細身の長身男性に発症しやすく、俗に"イケメン病"とも呼ばれることがあります。
【3】肺に穴があくとどうなる?
肺に穴があくと、突然の胸痛や、呼吸困難を生じることがあります。
胸痛は穴があいた側(患側)に生じます。
安静にしていたら、自然治癒することもありますが、再発を繰り返したり、反対側にも起こる場合があります。
【4】肺の健康のためにできること
肺の健康のために一番大切なことは「禁煙(受動喫煙含む)」です。
また、感染症から体を守るためにも、しっかりと栄養を摂り、バランスの良い食事を心がけることも大切です。
積極的に摂ることがおすすめの栄養素としては、下のようなものがあげられます。
- ビタミンC…免疫機能を正常に保つために大切な栄養素。抗酸化作用もある
- ビタミンE…強い抗酸化作用があるため、体内の老化を予防するために大切
- β-カロテン…ビタミンAに変換し、目や皮膚の機能を正常に保つために役立つ
- タンパク質…体の構成成分として重要
下の動画でも解説しておりますので、良かったらご覧ください。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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