「脂肪肝」を"放置"するとどうなる?-「脂肪肝」の原因・症状・予防法を分かりやすく解説!
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
-この記事の流れ-
- 脂肪肝とはどんな状態?症状は?
- "アルコール性"と"非アルコール性"
- 脂肪肝を放置するとどうなる?
- 脂肪肝の予防法5選!
- 最後に
1.脂肪肝とはどんな状態?症状は?
「脂肪肝(しぼうかん)」は、
肝臓に脂肪がたくさん蓄積した状態です。
特別な症状は無いこと多いですが、なかには
だるさや疲れやすさを認める方もいます。
2."アルコール性"と"非アルコール性"
脂肪肝は「アルコール性」と、
「非アルコール性」に大別できます。
●アルコール(過剰飲酒)よって起こる
脂肪肝を「アルコール性脂肪肝」といいます。
→日本酒でいうと…毎日3合以上、
→ビールでいうと…毎日大ビン3本以上、
→ウイスキ一でいうと…毎日ダブル3~4杯以上、
飲んでいる方に脂肪肝が多く認められます。
※ただし、お酒の分解能力には個人差があるので、
上記より少なくても脂肪肝が起こることはある。
●そして、アルコール以外の生活習慣の悪化・
薬剤・ホルモン分泌の異常などによって起こる
脂肪肝を「非アルコール性脂肪肝」といいます。
主な原因は、食べ過ぎ・運動不足・肥満
・糖尿病(高血糖)などがあげられます。
3.脂肪肝を放置するとどうなる?
脂肪肝は、正しく治療を行えば、
改善することが大半ですが、放置して、
進行すると「肝硬変」に至ることがあります。
さらに肝硬変の非代償期では、黄疸・むくみ・
肝性脳症などの症状が起こることがあります。
また「肝がん」の発症リスクも高くなります。
4.脂肪肝の予防法5選!
脂肪肝の予防法として、
今回は"5つ"あげてみました。
①禁酒(または減らす)
②肥満の解消(減量)
③適度な運動(目標:1日30分以上)
④コーヒーを飲む(飲み過ぎは×)
※1
⑤油の質を変える(オメガ3の摂取)
※2
※1 ④:コーヒーの摂取が脂肪肝の進行を抑制したり、肝がんの発症リスクを抑制するという研究もあります。しかし"飲み過ぎ"は控えましょう。
※2 ⑤:オメガ3脂肪酸(サバなどの青魚に多く含まれる)を摂取することで、脂肪肝を改善するという研究もあります。しかし、こちらも"過剰摂取"は控えましょう。
5.最後に
脂肪肝は、正しく治療を行えば、
改善できる可能性が高いものなので、
自覚症状がなくても、定期的に
健康診断を受けて早期発見を目指しましょう。
では、今回はここまでです。
参考になれば幸いです。
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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
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【おがちゃん先生について】
- ウィルワン整体スクール卒
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- 解剖生理学オンラインサロン運営
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