【放置しないで!】-"肝硬変"になるとどうなる?-原因・症状・予防法を分かりやすく解説!
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「肝硬変」とはどんな状態なのか?
どんな症状が現れるのか?解説していきます。
肝臓について
まずは「肝臓」をみていきましょう。
肝臓は、右上腹部にある大きな臓器で、
成人で重さ約1000~1500gもあります。
そして肝臓は、胆汁をつくる・有毒物質の解毒・
鉄やビタミンの貯蔵・三大栄養素(糖質、脂質、
タンパク質)の代謝など様々な役割があります.
体の中の"大化学工場"のような存在ですね。
では「肝硬変」をみてきましょう。
肝硬変ってなに?
肝硬変は、肝臓の炎症と再生が繰り返され、
"繊維化"していき、硬くなった状態です。
肝硬変の症状は?
肝硬変は「代償期」と「非代償期」があります。
代償期は働きをカバーできている状態で、
非代償期は働きをカバーできない状態です。
「代償期」では、
特別な自覚症状が現れないことが多いです。
しかし「非代償期」になると、
足がむくむ・疲れやすい・食道静脈瘤・黄疸・
腹水によりお腹が張るなどの症状をきたします。
また、肝硬変になると、
「肝がん」が発症しやすくなります。
肝硬変の原因は?
肝硬変は、以下のようなことが原因で、
慢性的に肝臓の炎症が繰り返され起こります。
●B型・C型肝炎ウイルスの感染
●アルコール性(常習的な飲酒)
●非アルコール性脂肪肝炎
●自己免疫性肝疾患(免疫の異常)など…
ウイルス感染や、免疫の異常だけではなく、
お酒の飲み過ぎや生活習慣の乱れなども、
肝硬変が起こりやすくなるということですね。
肝硬変を予防するには?
肝硬変を予防するには、
以下のようなことがあげられます。
●B型肝炎ウイルスのワクチンの接種
●肝炎ウイルス感染者の血液や体液に直接触れない(剃刀や歯ブラシなど)
●お酒を飲み過ぎない
●食生活を整えたり、適度な運動を心がけるなど
最後に
肝臓は「沈黙の臓器」ともよばれていて、
状態が進行するまで自覚症状が現れにくいです。
また、原因となるお酒の飲み過ぎや、
肥満・糖尿病(高血糖)などに注意しつつ、
定期的に健康診断を受けるようにしましょう。
では、今回はここまでです。
参考になれば幸いです。
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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
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【おがちゃん先生について】
- ウィルワン整体スクール卒
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- bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
- 解剖生理学オンラインサロン運営
- 東京都麹町半蔵門にて整体活動中