感動するほどやわらかい米粉パン!1時間で完成 油脂・サイリウムなしで体に優しい米粉ミルクロール
こんにちは、保健師・ノンオイル料理研究家の茨木くみ子です。
今日は 油脂・サイリウムなしで作る、ふんわりソフトな「米粉のミルクロールパン」のレシピをご紹介させていただきます。
牛乳を使用することで、大変ソフトで柔らかな米粉パンが誕生しました。
バターなどの油脂は使用しませんが、ミルクの香りとコクがバターのような香りを出し、まるで小麦のバターロールを食べているような味わいです。米粉パンは苦手と思っていらっしゃる方に是非食べていただきたい米粉パンレシピです。
日本人になじみの材料で
パン作りの材料選びで私がこだわることは、日本人にとってなじみの食材を使用すること。小麦のグルテンの代わりに私が選んでいる食材は、片栗粉とこんにゃく粉(マンナン)です。こんゃく粉の製粉は江戸時代から始まっており、現代のこんにゃく・しらたきの大半はこんにゃく芋、もしくはこんにゃく粉から作られています。
こんにゃくマンナンとこんにゃく粉
私が使用しているこんにゃく粉は正しくは「こんにゃくマンナン」といいます。
こんにゃく粉とこんにゃくマンナンは似ているのですが違うものになります。
こんにゃく粉には体に負担をかける亜硫酸、ヒ素、重金属などの不純物が混ざっていて、こんにゃくを作る時は、加熱や水にさらす過程で抜くことができます。しかしパン作りには取り除く工程がありません。
こんにゃく粉からそれらを精製し取り除いたものが「こんにゃくマンナン」で、純粋なこんにゃく成分になります。こんにゃく臭はもちろん、「じゃりっ」とした食感もなく、安全で質の高いパンを作ることができます。
こんにゃくの水溶性食物繊維や米粉のレジスタントスターチは腸内フローラを整え、免疫力アップ・血液サラサラ効果にも役立ってくれています。
1こ 214kcal 脂質2.1g
4個分
湯種
・片栗粉 14g
・牛乳 90ml
材料1
・米粉(ミズホチカラパン用)180gの1/2量
・ドライイースト 3g
・砂糖 15g
・30度程度に温めた牛乳 100ml程度
材料2
・人肌程度に冷めた湯種
材料3
・米粉の残り
・こんにゃくマンナン 3g
・塩 2g
つや出し用牛乳 適量
【下準備 】
湯種を作る。フッ素樹脂加工の鍋に湯種の材料を入れて、耐熱ゴムベラで混ぜながら加熱する。均一にとろみが付いたらバットなどに出し粗熱をとる。
【作り方】
1. 材料1をボウルに入れて30秒程度混ぜイーストをよく溶かす。5分ほどおく。
2. 材料2の粗熱のとれた湯種を加え、湯種が全体になじむまで、しっかり混ぜる。
3. 材料3の米粉の残り・こんにゃくマンナン・塩を混ぜたものを加え混ぜる。
4. 台の上に出し、固さを必要時調整する。手につくがこねられる固さがちょうどいい。つやが出るまで1分ほど手でこねる。(こねすぎないこと)
5. 乾いた手で軽く打ち粉して4個に分けて、丸める。
一つをとり、涙型にし、転がしながら13cmほどに伸ばす。
打ち粉して木の麺棒で22cmほどに伸ばし、太いほうからくるくる巻く。残りも同じように成形する。
クッキングシートの上に並べ、耐熱性のバットにおく。水でぬらした指先で、パンの表面をつるつるにする。
6. 乾燥予防し、温かいところで二次発酵させ1.3倍くらいになるのを待つ。
オーブンの予熱を230度で上げる。熱いお湯を用意する。
7.パンが1.3倍に膨らみ、穴ができ始めたら、パン全体にたっぷり霧を吹き、つや出し用の牛乳を刷毛で塗る。
天板に熱い湯を入れ、その中にバットごとパンを入れ、230度で12分程度焼く。
【保存】
翌日までは涼しい常温に出して置きます。
それ以上は冷蔵庫で3日程度か冷凍で2週間程度
食べるときはレンジで温め、トースターで焼き直すととても美味しく戻ります。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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