油脂・サイリウムハスクなし揚げない「ふかふか米粉のきな粉あげぱん」グルテンフリーなのに小麦パンみたい
こんにちは保健師・ノンオイル料理研究家の茨木くみ子です。
今日は油脂・サイリウムハスクなしで作る、油で揚げない「きな粉あげぱん風の米粉パン」をご紹介させていただきます。 もちろんグルテンフリーです。
こねは1分、1時間程度で完成します。
油で揚げない米粉パンですが、きな粉のこくと香りで大満足できます。
ふかふかでやわらかく、米粉パンが苦手な方も、きっとおいしく食べていただけると思います。
日本人になじみの材料で米粉パンを作りたい
成形できる米粉パンは、大抵、油脂がたくさん、そしてサイリウムハスクを使用しています。パンは毎日食べる主食ですので、できるだけ日本人になじみのある食材で作りたいと考えています。油脂・サイリウムハスクの代わりは、片栗粉とこんにゃく粉(こんにゃくマンナン)を使用しています。こんにゃくマンナンは、こんにゃくゼリーの素でもあり、こんにゃく粉から不純なものを取り去った、純粋なこんにゃく成分です。
こんにゃくマンナンは腸内細菌の喜ぶ水溶性食物繊維
サイリウムハスクは不溶性食物繊維が多く含まれているため、腸疾患のある方には勧められません。こんにゃくマンナンは水溶性食物繊維ですので腸に負担をかけず安心です。
こんにゃくの水溶性食物繊維と米粉のレジスタントスターチは、腸内フローラを整え、免疫力アップ・血液サラサラ効果にも役立ってくれます。
4個分(1こ238kcal 脂質2.0g)
湯種
・片栗粉 8g米粉6g ・水 90ml
材料1
・米粉(ミズホチカラパン用)180gの1/2量
・ドライイースト 3g
・砂糖 15g
・ぬるま湯 80~85ml程度
材料2
・人肌程度に冷めた湯種
材料3
・米粉の残り
・こんにゃくマンナン 3g
・塩 2g
つや出し用の豆乳(牛乳)適量
きな粉 大匙3と1/2 25g
砂糖 大匙1と1/2 お好み量
【下準備 】
湯種を作る。フッ素樹脂加工の鍋に湯種の材料を入れて混ぜ溶かす。耐熱ゴムベラで混ぜながら加熱する。とろみがつき沸騰したら火を止めバットなどに出し粗熱をとる。
【作り方】
1. 材料1をボウルに入れて30秒程度混ぜイーストをよく溶かす。
2. 材料2の粗熱のとれた湯種を加え均一になるまで混ぜる。
3. 材料3の米粉の残り・こんにゃくマンナン・塩を混ぜたものを加え混ぜる。
4. 台の上に出し、つぶしながらこねる。必要時固さを調整する。手につくがこねられる固さがちょうどいい。なめらかになるまで1分ほど手でこねる。
5. 乾いた手で4個に分けて、丸める。打ちこして転がしながら13cm程度の棒状に伸ばす。ツイストの形にする場合は30cmほどにのばし、ひねりながらツイストさせる。クッキングシートの上に並べる。
6.乾燥予防し、全体に霧をふき、温かいところで二次発酵させ1.3倍程度になるのを待つ。
オーブンの予熱を230度であげ、湯を沸かす。(オーブンで発酵させるときは早めにパンを出し、オーブンの近くの温かいところで待つ。
7.パンが1.3倍に膨らみ穴が2つ程度空いてきたらパン全体にたっぷり霧を吹く。
天板に熱い湯を入れ、その中にバットごとパンを入れ11分程度焼く。
8.焼きあがったら、豆乳か牛乳を刷毛でぬり、周りにきな粉と砂糖を混ぜたものつけ、再度200度5分オーブンで焼く。
【 レシピの無断転載・コピー・アイディアの使用はおやめください。】
【保存】
出来立てから10分経過した頃が一番美味しい時間帯です。
翌日までは涼しい常温に出して置きます。
それ以上は冷蔵庫で3日程度か冷凍で2週間程度。
食べるときはレンジで温め直し、きな粉をふっていただくとても美味しく戻ります。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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