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温泉街から10分歩くだけ!無料でおどろく白い濁り湯の露天風呂 「燕温泉 黄金の湯」

泉よしか女子目線温泉ライター

温泉ライターの泉よしかです。

新潟県妙高市の燕温泉には、「黄金の湯」と「河原の湯」という二つの無料露天風呂があります。2024年5月現在、「河原の湯」は途中の道が通れなくなっているため閉鎖されていますが、「黄金の湯」の方は利用が可能です。

今回はこの「燕温泉 黄金の湯」を紹介します。素晴らしい温泉、素晴らしい露天風呂なので、ぜひ無料で入浴できることに感謝して利用してみてください。

※訪問したのは2024年4月15日で、この時はまだ少し雪が残っていました。

妙高高原温泉郷の燕温泉

燕温泉の温泉街
燕温泉の温泉街

妙高山山麓の妙高高原温泉郷には、赤倉温泉、新赤倉温泉、妙高温泉、池の平温泉、杉野沢温泉、燕温泉、関温泉と7つの温泉地があります。
その中でも燕温泉は最奥の最も標高の高いエリアに位置し、5軒の旅館が身を寄せ合うように斜面に沿って立ち並んでいます。

泉質は硫黄成分を含むカルシウム・ナトリウム・マグネシウム―炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉で、日によって色合いが異なることもありますが、おおむね白く美しい濁り湯となります。

温泉街の坂の一番下にバス停があり、これだけ秘湯然といた佇まいなのに、マイカーはもちろん路線バスでアクセスできる点も助かります。

「河原の湯」は現在クローズ中

途中の看板
途中の看板

温泉街の坂道を上がると、道が二手に分かれるところに看板があります。

右の道はもう一つの無料露天風呂「河原の湯」方面ですが、2022年に途中の吊橋が壊れてしまい、その後撤去されたことから、現在はアクセスができません。いずれ再開する予定があるようなので、その時を待ちたいと思います。

というわけで、「黄金の湯」がある左の道へ進みます。「黄金の湯」はオープンしています。

徒歩約10分で「黄金の湯」へ

訪問時は4月半ばで、途中の石段はまだ雪に覆われていましたが、そのほかのところは雪が解けて普通に歩くことができました。
簡易舗装してあったので、雨でも無ければ靴が汚れることもありません。ただ、道に温泉のお湯が流れていて少し滑りやすいので注意が必要です。できるだけ滑りにくい靴がおすすめです。

この時は黄水仙が咲いていてとても綺麗でした。大切にお手入れされているのでしょう。

「黄金の湯」は男女別

実は「河原の湯」は混浴なのですが、今回紹介する「黄金の湯」は男女別です。脱衣所もそれぞれ別なので、安心して利用できます。

右側が女湯です。

お風呂が見えると思わずテンションが上がります。

ちなみに脱衣所の中はシンプルですが、靴を脱いで上がれるので衣服の着脱がしやすいし、カゴも用意されています。無料なのに本当にありがたい!

さっそく「黄金の湯」に入浴!

「黄金の湯」の女湯
「黄金の湯」の女湯

自然のままの環境なので、洗い場などはありません。お湯の温度はかなり熱いこともあるようですが、私が訪問した時は雪解けシーズンだったためか、むしろ体温ぐらいのぬる湯になっていました。

これはこれで、のんびり入ることができるので嬉しいです。消しゴムかすのような湯の花があり、この湯の花と戯れるのも一興。

それにしても、なんて綺麗なお湯の色なんでしょうね。

引いている源泉は、燕温泉街の各旅館で使用しているものと共通ですが、温泉街より源泉に近い場所にあるので、そのぶん鮮度が良いかもしれません。もちろん源泉掛け流しですよ。

清掃は月曜と金曜の午前中

「黄金の湯」の男湯
「黄金の湯」の男湯

「黄金の湯」は月曜日の午前中と金曜日の午前中に清掃が行われます。清掃後はお湯を貯めるのに少し時間がかかることがあり、月曜日と金曜日に行く場合は、午後ゆっくり向かった方がいいかもしれません。

「黄金の湯」は旅行者でも無料で入浴できる露天風呂ですが、無料だけにマナーには留意して利用しましょう。

燕温泉 黄金の湯
住所:新潟県妙高市関山燕温泉
電話:0255-86-3911 (妙高高原観光案内所)
利用時間:日の出~日没まで
定休日:月曜日の午前中、金曜日の午前中、冬季
公式サイト:妙高観光ナビ > 黄金の湯(外部リンク)

女子目線温泉ライター

温泉&旅行情報ライター。有名温泉から穴場の温泉まで、秘湯、旅館、ホテル、共同浴場、スーパー銭湯や絶景温泉など日本全国、思わず行ってみたくなる温泉やオトクな旅行情報を発信します。取材のご依頼は、公式サイト「子連れ温泉ガイド」メールフォームかSNSのメッセンジャーからご連絡ください。 温泉ソムリエマスター/温泉観光実践士/サウナ スパ健康アドバイザー/温泉ビューティー&ダイエットソムリエ

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