Yahoo!ニュース

一人泊でも素泊まり8千円から!磐梯熱海駅前のおしゃれで綺麗で個性的な源泉掛け流しの「湯kori」

泉よしか女子目線温泉ライター

温泉ライターの泉よしかです。

先日福島県の郡山にワーケーションに行ったのですが、その時に泊まった磐梯熱海温泉のプチホテル「湯kori(ゆこり)」がとても良かったので紹介します。

なにしろ場所が磐梯熱海駅前、館内が綺麗でお洒落、ワーケーションに向いたお部屋もある(和室やツインベッドルームも有り)、温泉は源泉掛け流し、そして宿泊料がお手頃!

あまり気負わずに泊まれて快適なところがオススメのポイントです。

磐梯熱海温泉のプチホテル 湯kori

磐梯熱海温泉は、JR磐梯熱海駅前と駅から徒歩20分ほど離れた辺りの両方に旅館などの温泉施設が点在していますが、今回ご紹介する「温泉プチホテル 湯kori」は駅前。車無しでアクセスするにもとても便利な立地です。

客室数は全部で10室。6人まで泊まれる2段ベッドのANAGURA SIXルームから、スタンダードな和室、ベッド&小上がり和室付の洋室などバラエティ豊か。

ロフト付きのりんどうの客室
ロフト付きのりんどうの客室

私が泊まったお部屋は「りんどう」というロフト付きの部屋。

座り心地の良い椅子
座り心地の良い椅子

ソファとリモートワークにぴったりなデスクがあり、階段を上がれば布団が敷けます。

階段を上がればお布団が敷けるスペース
階段を上がればお布団が敷けるスペース

小物も見逃せません。カードキー入れは桝で、名入り温泉タオルは厚手でしっかりとした生地でした。

1階にはレトルトカレーがずらり!利き酒のできるお洒落カフェバーも

館内に入って、まず面食らうのはロビーの一角を埋め尽くすように並ぶレトルトカレーの一群ではないでしょうか。どうしてこんなにカレーがたくさん!?

実はこちらはニシキヤキッチンのカレーといって、宮城県のにしき食品が製造する人気のレトルトカレーなんです。ニシキヤキッチンは宮城県内と東京の自由が丘など限られた店舗しか展開しておらず、こんなにそろっているのは壮観としかいえません。

現在の人気ナンバー1はレモンクリームチキンカレー。またカレーだけでなくレトルトゴマ味噌坦々、ガパオライスなど、温かいご飯に乗せればそのまま丼になるシリーズもあります。

1階にはお洒落なカフェバーもあります。なんとチェックイン時にここでウェルカムドリンクもいただけます。

ウェルカムドリンクは、ウーロン茶、アップルジュース、梅こんぶ茶、会津生姜番茶、そしてなんと福島の日本酒のいずれかから選べます。日本酒を選んでも追加料金などはありません。宿泊料じたいおてごろなのに、うーん、太っ腹。

2階の共有スペースも充実

自分の泊まる客室だけでなく、おしゃべりしたり飲食したり、なんならパソコンを広げて仕事もできる共有スペースが2階にあります。

電子レンジや給湯器に加えて、レトルトパックを温める専用の機械もありました。これでご飯があればニシキヤキッチンのカレーがすぐに食べられます。

温泉はこだわりの源泉掛け流し

お風呂は大浴場と小浴場があり、時間で男女を入れ替えます。

大浴場のこの壁一面のタイルが素晴らしい。まるでアート作品!昭和37年当時に作られたものだそうですが、なんてモダンなデザインだったのでしょう。

浴室の作りだけでなくお湯もいいのです。毎日お風呂のお湯は落として清掃し、郡山市営の源泉を非加水・非加温でそのまま掛け流しで使っています。

泉質はpH9.3のアルカリ性単純泉。とても良い肌触りで、湯上りはつるつるになります。

小浴場はレトロモダンであった大浴場とはうってかわって、シンプルながら和風。湯口の上にはタヌキのはちさんが乗っています。

脱衣所に「タヌキの はち からのお願い」が貼ってあったので、名前ははちさんらしい
脱衣所に「タヌキの はち からのお願い」が貼ってあったので、名前ははちさんらしい

また、浴室にシャンプー、コンディショナー、ボディーソープの備え付けはありますが、メイク落とし、洗顔料などはフロントで借りる必要があります(宿泊者は無料で借りられます)。

湯koriの朝ごはんも紹介

素泊まりでも泊まれる「湯kori」ですが、朝食付き、2食付きでも泊まれます。しかも、チェックインしてから「食べたい」と申し込むこともできるんです(準備が間に合う場合)。

モーニングカレー(小辛 鶏キーマカレー)
モーニングカレー(小辛 鶏キーマカレー)

ちなみにモーニングのメニューは、ニシキヤキッチンのカレーまたはピザトースト。どちらもミニサラダ、スープ、ドリンクが付きます。

モーニングピザトースト
モーニングピザトースト

モーニングのセットのコーヒー
モーニングのセットのコーヒー

湯koriのまとめとして

旅館でもホテルでもない温泉プチホテルの「湯kori」。贅沢はしないけど綺麗でお洒落な宿が良い、一人旅でも気軽に泊まれるところが良い、鉄道でアクセスするのに便利な駅前が良い、ワーケーションに向いてそうなところ、温泉にはこだわりたい、いずれかの条件で探している人に強くお勧めしたい宿泊施設です。

温泉プチホテル 湯kori(ゆこり)
住所:福島県郡山市熱海町熱海1丁目109
電話:024-984-3811
日帰り入浴:11:00~21:00(最終受付20:00)1人700円
公式サイト:温泉プチホテル 湯kori(外部リンク)

温泉や旅行に関する記事を発信しています。フォローや下のアクションボタンを押していただけると、今後の記事の励みになるのでよろしくお願いいたします。

【関連記事】

女子目線温泉ライター

温泉&旅行情報ライター。有名温泉から穴場の温泉まで、秘湯、旅館、ホテル、共同浴場、スーパー銭湯や絶景温泉など日本全国、思わず行ってみたくなる温泉やオトクな旅行情報を発信します。取材のご依頼は、公式サイト「子連れ温泉ガイド」メールフォームかSNSのメッセンジャーからご連絡ください。 温泉ソムリエマスター/温泉観光実践士/サウナ スパ健康アドバイザー/温泉ビューティー&ダイエットソムリエ

泉よしかの最近の記事