【京都市】東山区 謡曲・能や歌舞伎で有名な『小鍛治』神使いの霊狐が若者に化身した『合槌稲荷明神』!
三条神宮道(平安神宮へ至る道)を東へ少し行ったところに、『合槌稲荷神社』の参道の入り口が見えます。
いつも、三条通を通っていた際に『合槌稲荷明神』の立て札が気になっていました。
「粟田神社」の向かいの三条通りに面した場所にあります。
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・刀剣乱舞で人気を博す刀剣の聖地『鍛冶神社』
この祠は平安時代の刀匠、三条小鍛冶宗近が稲荷大社に祈願し、狐とともに宝剣小狐丸を打ちあげたという逸話が『小鍛冶』として能や歌舞伎の演目に残されています。
鳥居を通り過ぎると「合槌稲荷社拝殿」の印が見えます。
石の鳥居が出てきました。
境内には正一位合槌稲荷大明神を祀る祠があります。
稲荷神社の神使いの狐は若者に化身した、と伝わります。
合槌稲荷はこの鍛冶の手伝いをした狐を祀っており、火の用心の効験があるそうです。
歌舞伎や能でも上演される有名な演目である「小狐丸」は、合槌(相槌)を打って名刀「小狐丸」を完成させるという話。
『高津商会』でも日本映画や時代劇、ドラマなどに小道具として携わってきて100年以上たち、刀剣(竹光)などが多くあります。
しっかりと手を合わせさせていただきたく思います。
「祇園祭」の花形の一つである山矛巡行の先頭をきる「長刀鉾」の長刀は、もともとは宗近が娘の疫病治癒を感謝して鍛造し祇園社に奉納したものでした。
また986年に第66代「一条天皇」の即位に際し、剣「小狐丸」を製作したと伝わります。
境内には、ニノ富弁財天がいらっしゃいました。
芸能の神様でもある「ニノ富弁財天」様にお参りします。
「花山稲荷神社」には、三条小鍛治宗近が花山稲荷の神徳により、名刀「小狐丸」を鍛えたという「稲荷塚」があります。
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室町時代、謡曲「小鍛冶」では、刀の焼入れに伏見稲荷山の土を用いたといいます。
能のワークショップやショーを、観世流シテ役たちと一緒に私たちも提供しています。
『高津商会』の小道具たちが能の舞台でも活躍しているのですよ♪
そのうち、白い狐に会えるかもしれませんね。
合槌稲荷明神
〒605-0034 京都市東山区中之町(三条通)196