【京都市】東山区 刀剣乱舞で人気を博す刀剣の聖地『鍛冶神社』
京都市の東の入り口と言われる粟田口に「粟田神社」という由緒あるがあります。
その粟田口の入り口は、三条通側にあり、一の鳥居を潜り『粟田神社』の参道をいくと二の鳥居が見えてきます。その左手すぐに駐車場が見えます。
駐車場の奥に末社である『鍛冶神社』があります。
この『鍛冶神社』は、いま刀剣乱舞などで刀剣の聖地として人気の神社。
『高津商会』でも日本映画や時代劇、ドラマなどに小道具として携わってきて100年以上たちますが、刀剣(竹光)などは多くあります。しっかりと手を合わせさせていただきたく思います。
京都の粟田口で活動していた三条派粟田口派の刀工達を顕彰するために造られた神社だそうです。
粟田口の刀工である小鍛冶宗近、粟田口藤四郎吉光、そして作金者の祖である天目一筒神を祀る神社は、刀剣の聖地として知られています。三條小鍛冶宗近は平安後期の刀工です。
有名な話に、一条天皇より刀を打つよう命を受けた三条小鍛冶宗近は、合槌を打ってくれる相棒がおらず、稲荷神社で祈願すると、若者が現れて立派な刀が完成、その若者が狐だったことから名刀は「子狐丸」と呼ばれたとか。その稲荷神社は「相槌稲荷」として三条通向かえに今でも祀られています。
社殿の横には、「明治天皇の句碑」があります。「真心をこめて錬ひしたちこそは乱れぬくにのまもりなりけれ」と彫られています。
『鍛冶神社』の絵馬には、刀剣がしっかりと書かれています。絵馬掛けには様々な願いが書かれていました。
三条小鍛冶の作品としてもっとも有名なのは、日本三大祭りの一つである『祇園祭』の山鉾巡行で一番先頭をいく『長刀鉾』の「なぎなた」です!「高津商会」でも、ここの近くにあるラグジュアリーホテルのロビーで長刀鉾の装飾をさせていただきました。
江戸時代までは東海道の街道だった三条通沿いにある『粟田神社』、その末社で刀剣乱舞や「京都刀剣御朱印めぐり」の影響でも人気を博す「鍛冶神社」では、刀剣御朱印「一期一振」の見開きの書置き御朱印もあるそうですよ。
鍛冶神社(粟田神社)
住所:京都市東山区粟田口鍛治町1
TEL: 075-551-3154