同じ時間使っても使い方で安くなるって本当?暮らしのプロが教える「エアコンのNG節電方法」3選
全国各地で暑い日が続き熱中症リスクも高まる中で「エアコンをガマンする」という節約方法は現実的でありません。しかし、使い方次第では同じ使用時間でも消費電力量を抑えられることも可能なんです。
この記事では家族4人暮らしで夏の電気代6,000円台のおうちで過ごしている暮らし研究家が、「エアコンのNG節電方法3つ」を解説していきます。
1.サーキュレーターと併用していないこと
空調はエアコンだけに頼っていませんか?エアコン単体だと、部屋全体が涼しくなるのに時間がかかってしまいます。
冷たい空気は下の方に溜まりやすいので、サーキュレーターで循環させてあげるとムラなく全体に冷たい風が行き届くでしょう。サーキュレーターはエアコンの下に置き、エアコンと同じ風向きでやや上に角度を上げてあげると冷たい風を上の方にも循環させてくれます。
もちろん、扇風機で代用してもOK!これから扇風機を新調する人は、風が遠くまで届きやすいDCモータータイプを選ぶのがおすすめですよ。
2.フィルターを洗わないこと
フィルターは、季節ごとに1回だけ洗えばいいと思っていませんか?エアコンのフィルターは目が細かく、こまめに洗わないとすぐにホコリが詰まってしまいます。
ホコリが詰まると、設定温度以上に室温が高かったりして十分な効果が発揮できません。室温を低くすればそれだけ消費電力もアップするので電気料もアップするのは当然のこと。
毎日フル稼働する時期は、1週間に1回くらいのペースでフィルター掃除をするとエアコンの効きがよく快適に使えます。
3.上向き設定にしていないこと
エアコンの風向きでも節電につながることはご存じでしょうか?先ほども触れたとおり、冷たい空気は下の方に溜まりやすくなります。そのため、風向きを下の方にしていると上の方に冷たい風が届かず部屋全体が涼しくなるのに時間がかかってしまいがちです。そのため、空調効率が悪くなり、室温を下げたり風量を強くしたりして対応しないといけないことも。
反対に冬の暖房でのあたたかい空気は上に溜まりやすいという傾向にあります。夏は上向き、冬は下向きにすると効率的に空調管理ができると覚えておくとよいでしょう。
同じ時間使っていても使い方次第で電気代は変わる!
夏の電気代の多くの割合を占める「エアコンの稼働」は、効率の悪い使い方をしていると損をしてしまうこともあるので注意が必要です。今までNG行動をとってしまっていてもすぐに改善できることばかりなので、できることから始めてみてください。まだまだエアコンの出番は長くなりそうなので、うまく付き合っていって節電効果も期待したいところです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
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