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【NG節電対策】じつは効果が薄い!夏の電気代6,000円台の家があえてやらないムダな節電ワザ3選

シンプリストうた暮らし研究家

節電対策は「何となく」で手当たり次第やるよりも、効果の大小を見極めメリハリをつけて行うことがだいじです。

この記事では、夏の電気代6,000円台の家族4人暮らしの暮らし研究家が、「あえてやらないムダな節電ワザ3つ」を解説していきます。

1.毎日使う家電のコンセントを使わないときに抜くこと

固定の家電のコンセントはこまめに抜かない
固定の家電のコンセントはこまめに抜かない

家電のコンセントを使わないときに抜くことは、行動に対して効果が薄く節電効果はあまり期待できません。

たとえば、テレビの待機電力は1年間で約50円ほどの効果です。1日あたりに換算すると約0.14円。一方でテレビをつけることにより発生する電気代は1日で50円前後だと言われています。つまり、こまめな抜き差しをするくらいであれば、テレビのダラ見をやめた方がよほど効果的だと言えるでしょう。

2.短時間のお出かけの際エアコンを切って出かけること

短時間のお出かけはつけたままにする
短時間のお出かけはつけたままにする

エアコンは立ち上がりの際に一番電力を使うので、こまめなエアコンのオンオフは逆効果です。そのため、1、2時間ほど出かける場合でもエアコンはつけっぱなしで行った方がよいでしょう。
一度エアコンを切ってしまうと、窓を閉め切った部屋は一気にサウナ状態に。室温が上がるため、帰宅直後はエアコンの室温も通常よりも低くする場合が多く、いつも以上に消費電力がかかります。

不在のときにエアコンをつけるなんてぜいたくな気がしますが、意外とそちらの方が節約につながる場合もありますよ。

3.「ひんやりグッズ」を大量買いして暑さをしのぐこと

年中使える保冷グッズを活用する
年中使える保冷グッズを活用する

毎夏、たくさんのひんやりグッズが販売されていますが、大量買いしてもその費用を回収してさらにプラスを出せるほど節電効果は期待できないしょう。「家族分のネックリングや保冷剤を冷やす」となるとそれなりに場所もとります。もしひんやりグッズを使う場合には、お弁当につけたり熱が出たときに使う保冷剤を「併用使い」するのがおすすめです。

また、室内で使うのであれば断然「扇風機」がおすすめ!わが家では扇風機を家族分用意して、昼も寝る時もフル活用しています。扇風機は消費電力も低く、エアコンの室温を2度上げて併用することで、大幅な節電につながっています。

今まで節電になると思ってやっていたことでも、努力の割にあまり節電効果がなかったという結果になることも。取り入れる際にはデータに基づいた「消費電力」や「1ヶ月あたりの電気代」などで比較検討してみると効果的な節電対策ができます。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

2,000円ダウンに成功した節電対策について知りたい人は、『【節電対策】やめたら電気代が2,000円ダウン!夏の電気代が6,000円台の家が「やめたこと」3選』をご覧ください。

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暮らし研究家

「明日の自分をちょっとラクにしてくれる」を元に暮らしの情報を発信中です。得意分野は、片づけ、整理収納、インテリア、ライフスタイル、防災、アイテム紹介など。夫と小学生2人の4人暮らしで2LDK賃貸住まい。引っ越し経験10回の転勤族の妻でもあり、10年間の都会暮らしを経て現在は田舎暮らしをしています。

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