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【節電対策】やめたら電気代が2,000円ダウン!夏の電気代が6,000円台の家が「やめたこと」3選

シンプリストうた暮らし研究家

電気代が気になるシーズンですが、節電対策のためには「やること」よりもムダなことを「やめる(削る)」方が効果的です。

筆者は家族4人暮らしで在宅主婦ですが、「やめること」にフォーカスしたところ、夏の電気代が3年前と比べて2,000円のダウンに成功。暮らしのプロが節電対策のために「やめたこと3つ」を解説していきます。

1.長時間個室にこもるのをやめた

コンパクトなおうちで家族いっしょに過ごすだけで節電になると実感しています。その根拠として、エアコンはリビングにある1台のみで約2年半快適に過ごせています。

もし、家族の誰かが個室にこもるのが常態化していれば、個室にエアコンを設置せざるを得ないでしょう。

寝るのも早寝早起きが基本。家族は21時に布団に入ります。天井照明は、夏だと夕方18時くらいから21時の3時間くらいしかつけないため、長く起きている家庭に比べれば消費電力も少ないのは当然のことですよね。

家族が同じ空間で行動を共にし、規則正しい生活を送るということもじつは節電につながるんです。

2.エアコンを「何となく」でつけるのをやめた

体調とも直結する空調管理は、ガマンしなくてもOKです。室内でも熱中症リスクはあり、体調が悪くなっては逆にお金がかかってしまいます。

しかし、夏場は永遠にエアコンをつけてもいいという解釈は間違っています。「何となく」でつけないことを意識するだけで使用時間は大幅に減らすことができるからです。

たとえば、30度超えの気温の翌朝に25度下回る日もあります。家の中に長くいると、何となく24時間エアコンをつけてしまいがちですが、すぐに気温が上がらない場合は一旦切るようにすると、「意外と扇風機のみで快適に過ごせる」という日もゼロではないことに気付くでしょう。

3.冷蔵庫に詰め込むのをやめた

冷蔵庫は詰め込まない方が、冷気が循環し消費電力も抑えられます。詰め込まなければ、冷蔵庫の設定温度は夏場でも「弱」設定で飲み物はキンキンに冷えますよ。

詰め込み癖をやめるためには、食材のまとめ買いの量を夏場だけでも減らしてみるとよいでしょう。
筆者は在宅主婦なので、運動習慣や気分転換も兼ねて、ほぼ毎日スーパーに行くようにしています。毎日はムリだという人でも、週1の買い物を週2にしてみるだけでも大丈夫です。夏場は生ものを傷みやすいので、衛生管理のためにもムリのない範囲で行うとよいでしょう。

各家庭のペースで持続可能な節電対策をしていくことがだいじ

節約系のブログやSNSなどを見れば、「うそでしょ!?」おどろくような電気代で過ごせている人もいます。しかし、だいじなのは「ムリしない範囲でストレスなく過ごせるかどうか」です。住む地域によっても電気料金の形態には差があるので、一概に料金だけで判断できない部分もあります。前年比や前月比などと比較し、各家庭のペースで節電対策をしていくことが重要です。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

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暮らし研究家

「明日の自分をちょっとラクにしてくれる」を元に暮らしの情報を発信中です。得意分野は、片づけ、整理収納、インテリア、ライフスタイル、防災、アイテム紹介など。夫と小学生2人の4人暮らしで2LDK賃貸住まい。引っ越し経験10回の転勤族の妻でもあり、10年間の都会暮らしを経て現在は田舎暮らしをしています。

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