【英会話】「He is green.」彼ってどんな人?「green」の「緑色」以外の意味は?
皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日は「green」の「緑色」以外の意味を例文を使いながらご説明します。「He is green.」を「彼は緑色です。」と訳すと変ですね。いったい「green」には「緑色」以外にどんな意味があるでしょうか?それでは例文を見てみましょう。
例文1
A: How is Mike doing on his first day of work?
B: He’s green but he has a lot of motivation to learn.
AさんがBさんに、「仕事初日のマイクはどうしてる?」と聞きました。それに対してBさんは、「He’s green でも学ぶ意欲がとても高いよ。」と答えています。「緑色」とは関係なさそうです。
「motivation」は「意欲、やる気」を意味しますが、日本語で「モチベーション」と言っても通じますね。但し英語では、「v」と「b」の違いや「ティ」と「チ」の違いなど、発音が異なりますのでご注意ください。「motivation」をネイティブっぽく発音する方法はこちらの動画をご覧ください。
それでは次に例文2を見てみましょう。
例文2
A: I asked John to install the new software, but he couldn't do it.
B: He is still green. Why don't you ask Mary? She's an expert.
AさんがBさんに、「ジョンに新しいソフトウェアをインストールするように頼んだけど、彼はできなかった。」と言いました。それに対してBさんは、「He is still green. メアリーに頼んでみたら?彼女は専門家だよ。」と答えました。
「 Why don't you ~ ?」は理由を聞いているのではなく、「~したらどう?」と、提案をする表現ですね。
これらの会話から「green」にはどんな意味があると考えられるでしょうか。
green = not experienced
「green」は「not experienced(経験の浅い、未熟な)」という意味になります。特にまだ若いために経験が不足しているときによく使われます。
例文1では、Aさんから仕事初日のマイクについて聞かれたBさんが、「He’s green(彼は経験が浅い)、でも学ぶ意欲がとても高いよ。」と答えていました。
例文2では、ソフトウェアのインストールができなかったジョンのことをBさんが、「He is still green.(彼はまだ未熟だよ。)」と言って、メアリーに頼んでみるように、Aさんに提案していました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?あなたの周りに「green」な人はいますか?誰かにその人がまだ経験が浅いと伝えたい場合は、「He is green. / She is green.」と言ってみてください!
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