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それ「腎臓が悪い」サインかも!-腎機能低下で起こる"尿毒症"とは?-分かりやすく解説!

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は、腎機能低下で起こる

「尿毒症」について、解説していきます。

腎臓について

腎臓は、

腰のあたりに左右1つずつある臓器で、

ソラマメのような形をしています。

代表的な働きは「尿をつくる」ことですが、

他にもエリスロポエチンの分泌・血圧の調節・

ビタミンDの活性化など様々な働きがあります。

尿毒症とは?

尿毒症は、

腎臓の機能が大きく低下末期腎不全

した場合にみられる全身の臓器障害です。

腎機能が大きく低下することで、

本来、尿として排泄されるはずの尿毒素が、

体内に蓄積して「尿毒症」が起こります

尿毒素…尿素・クレアチニンなど
尿毒素…尿素・クレアチニンなど

尿毒症の症状とは?

尿毒症では、

以下のような症状が現れることがあります。

  1. 中枢神経症状…頭痛・意識障害など
  2. 末梢神経症状…レストレスレッグス症候群など
  3. 消化器症状…食欲不振・嘔吐・下痢など
  4. 心血管症状…心不全・心膜炎など
  5. 血液異常…(腎性)貧血・出血傾向など…

他にも、呼吸器・皮膚・免疫・

眼などにも異常が現れることがあります。

最後に

腎機能が低下する原因はいくつかありますが、

その中でも、特に「高血糖」と「高血圧」に注意し

定期的に健康診断をうけることが大切です。

特に腎臓病は、進行するまで、

自覚症状が現れにくいので、注意しましょう。

では、今回はここまでです。

参考になれば幸いです。

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【参考文献】
・岡田隆夫ら(2013):「標準理学療法・作業療法学,生理学」,第4版,医学書院
・富野康日己編(2015):「NEWエッセンシャル腎臓内科学」,第2版,医歯薬出版株式会社
・医学情報科学研究所(2015):「病気がみえるvol.8,腎・泌尿器」第2版,メデュックメディア
・坂井健雄ら(2018):「人体の構造と機能①,解剖生理学」第10版,医学書院

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