それ「腎臓病」のサインかも!-慢性腎臓病になるとどうなるのか?-分かりやすく解説!
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は、慢性腎臓病になると、
どんな症状が現れるのか?解説していきます。
慢性腎臓病(CKD)ってなに?
腎臓の機能が正常の60%以下に低下したり、
タンパク尿が出るなどの異常が
3か月以上続くと"慢性腎臓病"と診断されます。
遺伝性の腎疾患が関係することもありますが、
糖尿病や高血圧などが大きな原因となります。
慢性腎臓病になるとどんな症状が?
慢性腎臓病は、
重症度に合わせて、大きく6段階に分類され、
その重症度によって出現する症状が異なります。
【ステージG1・G2】
・ステージG1は、
「腎機能はほぼ正常」な状態で、
・ステージG2では、
「腎機能が軽度低下」している状態です。
この時期では、自覚症状がありませんが、
タンパク尿が基準値以上の場合は、
「慢性腎臓病」と判断されます。
また、タンパク尿が基準値以下でも、
高血圧・糖尿病・喫煙習慣などがあると、
慢性腎臓病の「ハイリスク群」といわれます。
【ステージG3a・G3b】
・ステージG3aは、
「腎機能が軽度〜中等度低下」した状態で、
・ステージG3bでは、
「腎機能が中等度〜高度低下」した状態です。
この段階でも自覚症状がない方もいますが、
貧血などの症状が現れることもあります。
【ステージG4】
・ステージG4は、
腎機能が30%以下まで低下した状態で、
「腎機能が高度低下」と判断されます。
疲れやすい・浮腫(むくみ)・貧血・息切れ
・不眠などの症状が現れることがあります。
【ステージG5】
腎機能が15%以下まで低下した状態で、
「末期腎不全」といわれます。
ステージG5になると、食欲不振・疲れやすい
などの全身症状に加え、意識障害などの
「尿毒症症状」が現れることがあります。
全てのステージにおいて、生活・食習慣の改善
が必要となり、状態によってお薬も使用します。
そのなかでも、ステージG5まで進行すると、
透析治療や腎移植が必要となります。
最後に
慢性腎臓病は、生活習慣の悪化が
発症の原因となることが多いので、
↓
生活習慣を整えることと、定期的に
健康診断を受けるようにしましょう。
参考になれば幸いです。
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【おがちゃん先生について】
- ウィルワン整体スクール卒
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- bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
- 解剖生理学オンラインサロン運営
- 東京都麹町半蔵門にて整体活動中