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バターオイルなしで簡単とろける美味しさ!ホワイトソースグラタン、身体に優しく経済的 米粉・豆乳もOK

保健師ノンオイル料理研究家茨木くみ子保健師・ノンオイル健康料理研究家

こんにちは、保健師・ノンオイル料理研究家の茨木くみ子です。
温かいお料理が美味しい季節になってきましたね。

今日は我が家のホワイトソースグラタンをご紹介させていただきます。
ホワイトソースは本来、バターを使い、オイルで野菜や肉を炒めて作る、高脂肪なソースです。
我が家のホワイトソースはバター・オイルは使いませんが大変舌あたりがよく、なめらかで、コクとうまみも十分の大満足なホワイトソースです。

バターを使用しない為、作り方も簡単で失敗なし。その上経済的。
牛乳の代わりは豆乳、小麦粉の代わりは米粉でもお作りいただけます。

コレステロールや中性脂肪、糖尿病などの生活習慣病が気になる方も安心して召し上がっていただけます。
また低脂質ですので腸に負担をかけない安心なレシピになっています。

一人前347kcal 脂質10.5g
一人前347kcal 脂質10.5g

【材 料】
えび      6匹   
しいたけやマシュルーム  3こ  
しめじ     1/2こ 
鶏肉      60g(さっとゆでてあぶら抜き)

ノンバターのホワイトソース
 牛乳(豆乳)        400ml
 たまねぎみじん切り  大さじ2

調味料
 砂糖        小匙1
 小麦粉(米粉)    23g
 コンソメ      1本
 塩         小匙1/2
 胡椒        適量

ピザ用チーズ     60g程度
マカロニ      50~60g程度

【下準備】
1.えびは殻を剥き、背開きにして背わたをとる。
2.鶏は一口大のそぎ切りにし、塩を入れた湯でさっと茹で、あくと脂を抜いておく。

鶏はさっとゆでてあくと脂を抜きます。湯に塩を入れると、うまみは残ります。固くなりますのでさっとゆでてください。
鶏はさっとゆでてあくと脂を抜きます。湯に塩を入れると、うまみは残ります。固くなりますのでさっとゆでてください。


3.マカロニは硬めにゆでておく。

【作り方】
1.マシュルームはスライスししめじは石突きをとりばらばらにしておく。
2.フッ素樹脂加工の鍋に玉ねぎと米粉・コンソメを入れ、分量のうちの20ml程度の牛乳(豆乳)を入れて混ぜる。

始め20ml程度の少量の液体で混ぜてから残りの液体を加え混ぜます。
始め20ml程度の少量の液体で混ぜてから残りの液体を加え混ぜます。

3.残りの牛乳(豆乳)を入れて混ぜ、マシュルームとしめじ・砂糖と塩を入れて火にかけ、耐熱のゴムベラで混ぜながら加熱する。
沸騰してとろみがつくまで混ぜながら加熱し火を止め、鶏肉も加える。

鍋の中心がふつふつ沸騰するまで加熱します。
鍋の中心がふつふつ沸騰するまで加熱します。

鶏は後から加えます。
鶏は後から加えます。

4.グラタン皿にゆでたマカロニとえびをいれ、上からソースをかける。

5.チーズをかけ210度のオーブン(トースターでもOK)で15分程度焦げ色を付ける。

                       (無断転載・コピーはおやめください)

動画では「トマトと茹で卵のお手軽ドリア」も合わせてご紹介しています。是非ご覧ください。

【ポイント】

  • 粉は、薄力粉・米粉どちらでも大丈夫です。薄力粉を使用する場合はふるってください。米粉はそのまま使えます。
  • 塩はコンソメによって塩分が変わりますので味を見ながら加えてください。
  • 液体は、牛乳・豆乳どちらでも大丈夫です。わたしは200mlずつブレンドして作るのが好みです。牛乳のコクと豆乳のあっさり感が、とてもバランスがいいと感じています。
  • グラタンの野菜はカリフラワー、かぼちゃ、さつまいも、じゃがいもなどもおすすめです。
  • キノコはしいたけ、エリンギもおすすめです。マイタケはさっとゆでてあくを抜いてから入れてください。そのまま入れるとホワイトソースが黒くなってしまいます。

わたしはバターオイルなしの食生活を30年ほど続けています。
オイルフリーの食事はわたしの健康の秘訣です。
脂質は身体にとって必要です。しかし肉・魚・卵・豆腐などにも十分含まれ、脂質は食材から十分、必要な量を過不足なく摂取することができます。
身体にとって必要な脂質は抽出されたあぶら(液体のオイルなど)ではありません。
この食事のおかげで、もともと肥満で太りやすかった体質が改善され、太らない体になることができました。
オイルフリーの食生活は、胃腸に負担をかけず、太る心配もなく、身体も大変心地よいため現在も続けています。
オイルフリーの食生活を始めるまでと体の変化をまとめたものはこちらの記事になります。
ノンオイルの食生活を続ける理由やノンオイルの食生活を30年続けた身体の変化、
お勧めする脂質の摂り方については、こちらの記事をご覧ください。
「保健師が油抜き生活を30年続ける訳とよかったこと お勧めの脂質の摂り方 揚げないとんかつレシピ」

これからも日本人の体に合った生活習慣病予防になる・腸に負担をかけないレシピをアップしていきますのでフォローをどうぞよろしくお願いします。

YouTubeやInstagramでは、バターオイルなしの身体に優しく、血液がドロドロしにくい健康的なレシピをたくさんご紹介しています。是非ご参考にしてみてください。

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最後までご覧いただきありがとうございます。

保健師・ノンオイル健康料理研究家

産業保健・特定保健指導・子育て相談などの相談業務を長くしてきました。また自身が過食症・摂食障害を克服し約-20kgのダイエットに成功その体験から日本人に合った健康な食生活は和食だったことを再確認。高脂質な洋食・中華・洋菓子・パンを日本人に合った低脂質な和食に近づけたレシピをご紹介しています。著書多数最新刊「ふとらないクリームのお菓子 」「ふとらない米粉のお菓子」【現在の活動】オンラインや自宅で料理教室にて健康情報や料理レシピを発信保健師業務は「うららか相談」にて個別相談を受けています。料理制作動画はYouTubeにてInstagramでは最新情報とライブをしています。

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