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おがちゃん先生です。

今回は…

アルツハイマー型認知症になると現れる症状６選

を紹介していきます。

認知症について

認知症とは、一旦発達した脳の知的機能（記憶・学習・計画など）が低下して、日常生活に支障をきたす状態です。

例えば、ご飯を食べたのに、その食べたこと自体を忘れてしまいます。

ちなみに、友達の名前が思い出せなかったけど、数分後に思い出せたというような…

「加齢によって起こるもの忘れ」に関しては、"自然な老化現象"といえます。

アルツハイマー型認知症とは？

認知症には、いくつか種類がありますが、今回は一番代表的な「アルツハイマー型認知症」についてです。

アルツハイマー型認知症は、脳が全体的に萎縮していくことで起こる認知症です。

特に、記憶に重要な"海馬（かいば）"を中心に萎縮します。

原因は、はっきりとはしていませんが、アミロイドβ（ベータ）などの物質が脳に蓄積することが原因だと考えられています。

アルツハイマー型認知症の症状

アルツハイマー型認知症は、徐々に進行していき、その進行度によって症状が異なります。

今回は、そのなかでも代表的な症状を"６つ"に分けて解説していきます。

①記憶障害

アルツハイマー型認知症の初期では、新しいことが覚えられず、進行すると古い記憶（昔の思い出など）も忘れてしまいます。

さらに進行すると、最終的には、記憶のほとんどを失い、意思疎通が困難な状態になります。

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②見当識障害

見当識障害（けんとうしきしょうがい）とは、時間や場所がわからなくなる障害です。

具体的には、今日が何日だかわからない・自分の家がわからなくなるなどがあります。

また、進行すると、肉親までもだれか分からなくなってしまいます。

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③もの盗られ妄想

例えば、「財布を自分でタンスにしまった」ということを忘れてしまい…

本人が「お金を盗まれた！」と訴えることがあり、これをもの盗られ妄想とよびます。

このように、あるエピソードを忘れてしまい、何かしらの言い訳をして、うまく取り繕おうとする傾向があるのが特徴的です。

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④失語・失行・失認

●「失語」とは…言われたことがわからない・言葉が出てこないなどの障害

●「失行」とは…服を着る、脱ぐ・食事をするなど、日常の何気ない行動が出来なくなる障害

●「失認」とは…見たもの、聞いたもの、触ったものが何かわからなくなる障害

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⑤遂行機能障害

遂行機能障害（すいこうきのうしょうがい）とは、物事を考えて、計画を立てて、実行することがうまくできなくなってしまう障害です。

例えば、仕事や家事の段取りがうまく立てられず、約束した時間に間に合わなかったり、途中で投げ出してしまうようなことです。

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⑥行動・心理症状（BPSD）

アルツハイマー型認知症では、妄想・不安・不眠・怒りっぽい・うつ状態・暴言暴力などの「行動・心理症状（BPSD）」がみられます。

「③のもの盗られ妄想」もこの１つといえます。

また、自発性が低下して、だらしなくなることもあります。

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その他（後期の症状）

ここまで紹介した他に、進行すると、歩行障害・尿便失禁・異食などの症状が現れ、最終的には、無動・無言・寝たきりとなります。

最後に

認知症は、加齢や遺伝的な関係の他に…

高血圧・糖尿病・肥満・脂質異常症・喫煙・うつ病・睡眠時無呼吸症候群などは発症リスクを高くするといわれています。

また、適度な運動・知的要素のある活動（囲碁など）・社会的要素のある活動（旅行など）・魚を食べるなどは、認知症の予防としておすすめです。

では、今回はここまでです。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました

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