ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は、

『関節リウマチになると現れる症状５選！』

を紹介していきます。

関節リウマチとは？

関節リウマチは、免疫の異常により、関節に慢性的な炎症が起こり、痛みや腫れ・変形などをもたらす病気です。

特に、30〜50歳代の女性に多くみられます。

炎症は主に、関節の周りにある「滑膜（かつまく）」という組織から起こります。

関節リウマチの原因は？

関節リウマチは、「自己免疫疾患（膠原病）」の１つです。

自己免疫疾患とは、本来、自分の体を"守る"ための「免疫」が、何らかの原因によって異常をきたし、"攻撃"をしてしまう病気です。

その原因は未だはっきりとは分かっていませんが、「遺伝的因子」と「環境因子（感染・喫煙など）が関係していると考えられています。

関節リウマチの症状は？

関節リウマチは、主に「関節」に症状が現れますが、進行すると、関節外の症状も起こります。

では、実際にどんな症状が現れるのか？

今回は"５つ"に分けて解説していきます。

①朝の関節のこわばり

関節リウマチでは、朝起きたときに、手が動かしにくい・ぎこちないといった症状…

いわゆる「こわばり」がみられます。

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②小関節（手や足）の痛み・腫れ

関節リウマチでは、まず手や足といった「小関節」に症状が起こりやすいです。

また、"左右対称"に起こることが多いです。

特に、手の第二関節（PIP関節）・指の付け根（MP関節）・親指の第一関節（IP関節）などに症状が起こりやすいです。

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③大関節（膝・肩など）の痛みや腫れ

関節リウマチが進行すると、膝・肩・股関節などといった「大関節」にも炎症が起こり、痛みなどの症状がみられます。

例えば、膝に水が溜まりやすい・関節が痛くて歩けないなどの症状があります。

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④関節の変形・破壊

関節の炎症が続くと、関節が変形したり、破壊されて、最終的には機能しなくなってしまいます。

変形には、ボタン穴変形・スワンネック変形・外反母趾などといって、いくつかありますが…

特に、首の関節で亜脱臼（環軸関節亜脱臼）が起こると、神経が圧迫されて、"重篤な症状"につながることもあります。

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⑤全身症状（発熱・貧血など）

関節リウマチが進行すると、発熱・貧血・食欲不振などの全身症状が起こることがあります。

関節リウマチと日常の工夫

関節リウマチ患者さんの日常の工夫として…

●休息（十分な睡眠時間をとるなど）

●関節の拘縮予防・筋力維持（エクササイズ）

●関節への負担を減らす（荷物を軽くするなど）などがあります。

また、薬剤や手術が必要になることもあるので、不安がある方は、一度、医療機関への受診をおすすめします。

最後に

関節リウマチは、「痛みがある時期とない時期を繰り返す方」もいれば、「急速に関節の破壊が進む方」もいます。

このように進行の仕方に個人差があるため、関節リウマチでは、医療機関と相談をしながら治療を進めていく事が大切です。

では、今回はここまでです。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました。

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