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きゅうりは「白い粉つきを選んでください!」栄養士が必死にお願いするワケとは

こんにちは!栄養士食堂です。

今が旬の『きゅうり』。きゅうりは体を冷やす作用があると言われていることから、夏にぴったりな野菜ですよね。

夏に大活躍のきゅうりですが、正しい選び方を知らない方も多いはず。

今回は栄養士が「白い粉付きのきゅうりを選んでほしい理由」を詳しく解説しています。

興味がある方は最後までお付き合いくださいね。

今回の目次

1 きゅうりの栄養について
2 保存方法・調理のコツ
3 白い粉付きのきゅうりを選んでほしい理由
4 まとめ

1.きゅうりの栄養について

全体の約95%が水分ですが、カリウムが豊富に含まれています。

カリウムは体内の塩分を排出するため、利尿作用やむくみを改善する効果があると言われています。そのほか、ビタミンB1・ビタミンC・ビタミンKを含みます。

2.保存方法・調理のコツ

【保存方法】

水気をふき取り、ラップに包みポリ袋にいれて野菜室に保存しましょう。

【調理のコツ】

きゅうりはぬか漬けにすることでビタミンB1が約9倍にアップします。

詳しくはこちら→きゅうりのビタミンB1が9倍にアップする調理法とは?栄養士が解説!

3.白い粉付きのきゅうりを選んでほしい理由

お待たせしました!「白い粉付きのきゅうりを選んでほしい理由」を詳しく解説します。

その理由は、白い粉付きのきゅうりは水分量が多くシャキシャキとしているから。

きゅうりの皮の表面についている白い粉は「ブルーム」と呼ばれます。ブルームとは水分の蒸発を防ぐためにきゅうりが自ら分泌する天然物質です。毒性はないのですが、残留農薬と誤解されることも多いため、今ではブルームがないブルームレスきゅうりが主流になりました。

しかし、ブルームきゅうりの方が表皮が薄く、水分量も多いのでシャキシャキとした瑞々しいきゅうりがを味わえるのでおすすめです。

また、白い粉がついているだけではなく、

・皮にピンとしたハリがあるもの

・イボが鋭く、トゲが鋭いもの

・おしり(下の部分)がふくらんでいないもの

を選ぶようにするとよいでしょう。

4.最後に

いかがだったでしょうか。

きゅうりは白い粉が付いている方が水分量が多く、シャキシャキとした食感が楽しめるのでスーパーできゅうりを選ぶ際は参考にしてみてください!

今が旬の「きゅうり」

正しい選び方を知って美味しいきゅうりをいただきましょう!

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栄養士として2000食以上の学校給食の調理を経験しその後、保育園の栄養士として勤務。現在はその経験を活かしインスタ・YouTube・ヤフー記事の栄養士として活動中。保有資格 栄養士/保育士

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