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【岐阜市】なんと驚きの330円だった! 岐阜駅の近くの喫茶店モーニング

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は岐阜市から「喫茶店モーニング」についてお得情報をお届けしましょう。一般的に喫茶店モーニングと言えば名古屋が有名。しかし、実は愛知県一宮市を中心に岐阜エリア一帯が本場だ。

一説によると、これらのサービスは昭和30年代前半に地場産業である繊維業の隆盛とともに誕生したと言われている。

今回、私が利用した喫茶店は名鉄岐阜駅から歩いて3分ほど、少し哀愁漂う「COFFEE COMM (コム)」と言う店だ。

その日は祝日、JR岐阜駅~名鉄岐阜駅周辺の喫茶店は休みが多く「岐阜駅周辺は朝に弱いのか?」なんて思っていた時に出会った。

店頭に出されたメニューには「バター&小倉トースト+ボイルドエッグ」で330円~とある。朝から茶わん蒸しやうどんが付くなど奇を狙った感はない。王道スタイル。何よりリーズナブルなのが嬉しい。

しかも入口の案内をよく見ると「大変お値打ちなコーヒーチケット11枚綴りで3,000円」とある。このチケットを買うとコーヒー1杯が270円ほどに…。やすっ!

店内は地元の客ばかり。新聞を読んだり、本を読んだり、各々の時間を楽しんでいる。落ち着いた感じが実に良い。

店主に話を聞くと46年やっていると。1978年創業か。今どきのお洒落なカフェの原型のような開放的な雰囲気、当時に多かった純喫茶と言う趣はない。ただテーブルに灰皿が置いているのは時代を感じさせられる。

ホットコーヒーを注文した。

すると、プレートに”あんこたっぷり”の小倉トーストがやってきた!その下にはバタートースト。なかなか良いバランスだ。

パンの生地は柔らかく、この価格で、このクオリティーは素直にスゴイ。

私はマクドナルドの「朝マック」が大好きである。でも、愛知や岐阜では”朝食”にファーストフード系の店は滅多に入らない。この地域のモーニングサービスは最高の文化だと感じているからだ。

「この喫茶店は、どんなモーニング?」と新しい店に行く度にワクワクする。それと同時に個人店の場合は特に、この価格、このサービス、感心と驚きの連続だ。同店の店主も「もう年だ…」と苦笑い。いつまでも元気で頑張ってほしい。

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COFFEE COMM(コム)

住所:岐阜県岐阜市羽根町4−1
電話番号:058-265-4391
営業時間:7:30~18:00
※モーニングは11:00まで
定休日:なし
地図(外部リンク)

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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