【京都市】『弘法大使空海』さんの1250歳の誕生日6月15日は「真言宗」各寺でお祝い・法要♪
弘法大師空海さんの御誕生1250年を記念したイベントが6月15日を中心に、真言宗を中心とした各寺で行われました。
弘法大使空海という人は、平安時代初期に実在したお坊さんです。 遣唐使の留学僧として唐(中国)を訪れて密教を学び、帰国後に真言宗という宗派を開いた人です。
帰国後に長く住んだところが「高津商会」でも大変お世話になっている私の大好きな『高雄山・神護寺』さんです。
過去記事ご参照ください→高雄『神護寺』大師堂で「板彫弘法大師像」御開帳&「世継ぎ地蔵」と「小道具展」
いまは、『神護寺』の大師堂は屋根の修復中ですがその修復が終わり、美しくなった屋根の大師堂を見るのを今から待ち遠しいです!
また、つい先日行われた、『神護寺』さんでの国宝『紫綾金銀泥絵両界曼荼羅図(高雄曼荼羅)』の開眼供養。 →空海ゆかりの『神護寺』で国宝『紫綾金銀泥絵両界曼荼羅図(高雄曼荼羅)』の開眼供養!
この国宝『紫綾金銀泥絵両界曼荼羅図(高雄曼荼羅)』が来年4月から奈良博物館で特別展示をされます。そのチラシを、偶然にも弘法大師空海さんが生まれた寺『総本山 善通寺』さんの宝物殿で見かけてとっても嬉しくなりました♪
今日、私は空海さんがお生まれになった香川県の『総本山 善通寺』の釈迦如来法要と、昼からの誕生会に行って空海さんの1250歳の誕生日を信者さんや僧侶とお祝いしました。
弘法大師空海は774年の6月15日に生まれたと伝わっています。
空海さんの生誕日に合わせ、秘仏のご開帳、そして毎年2日間だけ公開される国宝「金銅錫杖頭」も、善通寺の宝物館で拝見することができました。他に、宝物殿では貴重な仏像だけでなく、チベット密教の第一人者である北村先生によるコレクションも拝見することができました。
京都の大学などで教えてらした北村先生の講義を受けたことを思い出し、感慨深く思っていると、「神護寺」で知り合ったチベット僧侶から本日は北村先生の特別な日だと教えてもらい、ご縁を深く感じました。
空海さんの誕生会が終わると、あれだけ降っていた雨がやみ、汗ばむくらい暑くいい天気になっていました。不思議な日です!
御本尊である「薬師如来」様にもご挨拶をして、「善通寺」を後にすると新幹線から見える「東寺」の五重塔にまた手を合わせました。
世界遺産 紅葉と五重塔で有名な『東寺』の宝物館や「観智院」秋期特別公開は25日まで!
嵯峨天皇は、唐で密教を学んで帰国した弘法大師空海に、「東寺」を託し「東寺」を真言密教の根本道場と位置づけます。
真言密教はじまりの地「東寺」とも言われる「東寺」さんの五重塔は日本一の高さを誇る木造塔。
826年に弘法大師(空海)が金堂に続いて創建に着手した建物と伝わります。
また「御室 仁和寺」では【弘法大師御誕生1250年記念法会】や「智積院」などでも特別法要が行われていました。
「仁和寺」では、後拝み特別公開も行われます。
弘法大師空海御誕生1250年記念 御影堂後拝み特別公開【仁和寺】
2023年6月17日(土)〜25日(日)
「仁和寺」についての過去記事をご参照ください→『仁和寺』の『五大明王大祭』と『護摩供』で特別な1日を♪
『弘法大師空海御誕生1250年記念 御影堂後拝み特別公開』では、僧侶以外立ち入れない御影堂内部まで参拝できます。
空海さんの誕生1250年という年月と真言宗を感じて見られてはいかがでしょう。
御室仁和寺 御影堂後拝み特別公開【仁和寺】
開催日程2023年6月17日(土)〜25日(日)
一般1,250円(拝観記念特別お守り付き)
住所:〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内33
電話:075-461-1155