【京都市】南区 弘法大師空海が造営した世界遺産「東寺」で春の特別公開♪
弘法大師空海が造営した「東寺」。
「高津商会」の小道具たちが活躍している映画やドラマの撮影地としてもよくお世話になっています。
796年に国家鎮護のため官立寺院として建立された寺院である「東寺」。
真言宗総本山 東寺〔教王護国寺〕は、現存する唯一の平安京の遺構で、西寺と共に平安京の二大官寺の一つとされていました。
嵯峨天皇から空海(弘法大師)に下賜され真言密教の根本道場となりました。
五重塔や立体曼荼羅で有名な真言宗の総本山であり「世界遺産」にも登録されている「東寺」。
数多くの国宝がそろうことから「国宝の宝庫」とも言われています。
私も、月に一度は訪れている学びの多いお寺さんでもあります♪
春の特別公開
2023年03月20日(月)~05月25日(木)
・五重塔初層特別公開
・弘法大師行状絵巻修理完成記念
東寺と弘法大師行状絵巻– 深き徳 高き志 –
境内にある「宝物館」では、 「弘法大師行状絵巻修理完成記念 東寺と弘法大師行状絵巻 ー 深き徳 高き志 ー」が行われています。
南北朝時代の絵巻を見ながら弘法大師について学ぶのはもちろん、歴史だけでなく文化も学べました。
また、兜跋毘沙門天や元は西寺にあったと伝えられる地蔵菩薩、煩悩即菩提を表す愛染明王など数々の寺宝が展示されています。
宝物殿から近い「大師堂」では、東寺1200年の大法要が行われていて僧侶がたくさん集まり、読経されていました。
国宝である大師堂(御影堂)は室町時代のもの。
素晴らしいお経を大師堂から流れてくるのを聞きながら、嵯峨天皇が唐で密教を学んで帰国した弘法大師空海に「東寺」を託し、立教開宗の本義に基づき、弘法大師空海が「東寺」を真言密教の根本道場としてから1200年の年月が経ちました。
国家鎮護の密教寺院「東寺(教王護国寺)」の誕生(823年)から今年は1200年。
「春の特別公開2023年」で弘法大師空海の偉業を感じてみてください♪
東寺
住所 京都府京都市南区九条町1番地
TEL 075-691-3325