【京都市】右京区 高雄『神護寺』大師堂で「板彫弘法大師像」御開帳&「世継ぎ地蔵」と「小道具展」♪
京都では寒暖の差が激しくなり紅葉が深まってきました。道を歩いていても、色とりどりの紅葉が見られ癒される時期♪”紅葉の名所”として有名な高雄山『神護寺』もとっても美しく色がついてきてますよ。
京の西北、周山街道沿いの三尾(さんび)三山の一つとしてもよく知られている紅葉の古刹『神護寺』。周山街道や「神護寺」では「時代劇」の映画やドラマの撮影も頻繁に行われていて、ご住職も撮影に立ち会われており、撮影風景などを聞くとワクワクします!
『神護寺』では「大師堂特別拝観」が行われ『板彫弘法大師像』が11月1日~11月7日の期間特別にご開帳されます。
大師堂特別拝観 板彫弘法大師像
御開帳 11月1日~11月7日
拝観時間 9:00~16:00
拝観料 500円(境内拝観料600円が別途必要)
期間中、拝観記念御朱印を授与
『神護寺』は、真言宗祖「弘法大師空海」が唐帰朝後入山、十四年間住持し真言宗立教の基礎を築いた名刹です。最澄、空海らにより、平安仏教の起点を築いた場所。
境内にある「大師堂」は、重要文化財として指定されています。ご本尊は「板彫弘法大師像」(重文)で、空海さんの住房であった納涼房を桃山時代に再建したお堂が「大師堂」。812年に高雄山寺(神護寺)で、弘法大師が金胎両部の灌頂壇を開き密教相承の灌頂が行われたと伝わります。
入母屋造こけら葺でなんとも趣のある建物に朝日や夕日が差し込むととっても幻想的に映ります。
「神護寺」には、弘法大師の「潅頂暦名」(国宝)や「源頼朝」他二名の似絵(国宝)、北条雅子の書状などあり、京都だけでなく日本の歴史にとって大変貴重で大切なお寺です。
正称「神護国祚真言寺」とは、「八幡神の加護により国家鎮護を祈念する真言の寺」 という意味だそう。
[ 神護寺 ]
●山号 高尾山、寺号 神護寺、正称 神護国祚真言寺(じんごこくそしんごんじ)
●宗派 高野山真言宗別格本山
●創建 天長元年(824年)
●開基 和気清麻呂
●宗祖 弘法大師空海
●中祖 文覚上人
●本尊 薬師如来立像(国宝)
「世継ぎ地蔵」と「小道具展」
「神護寺」では、たくさんの国宝や重文とともに「世継ぎ地蔵」さまがいらっしゃいます。
子宝や世継ぎを望まれるかたや、皇室の方々もなんどもお参りされ、多くのご加護をいただいたそうですよ♪ 境内の奥にある「地蔵堂」のお隣にある通常非公開の「迎賓館」では、不定期に茶会などが行われています。
その「神護寺・迎賓館」では11月12日から20日まで「源頼朝」像や北条政子の書状(レプリカ)が飾られる中で、「時代劇」で使われた「小道具たちを特別公開」するイベントが行われます。
「地蔵堂」の世継ぎ地蔵さまのご加護がいただける、”期間限定の特別御朱印”を授与されるほか、お守り、お札もいただけます。普段なかなか目にしたり手にすることもない、テレビや映画で実際に使われた「小道具」たちを見ながら、圧巻の「紅葉」を楽しみつつお参りもできるという、とっても嬉しい特別な期間に、そうだ、「神護寺」さん、行こう〜♪
(週末はJR東海の特別シャトルバスも運行されていますのでご確認の上、是非ご利用ください)https://recommend.jr-central.co.jp/oshi-tabi/parts/modal_list_141.html
神護寺
住所: 京都市右京区梅ヶ畑高雄町5
電話番号: 075-861-1769
拝観時間: 9:00~16:00