シャビ・バルサの現状を読み解く。大衆の期待値と財政難のパラドックス。
監督交代が実質的に決まったのは1月27日だった。ビジャレアルに敗れた後、シャビ・エルナンデス監督が今季限りでの退任を表明したのだ。
そのバルセロナは、以降、皮肉なことに調子を取り戻している。リーガエスパニョーラで2位までポジションを上げ、チャンピオンズリーグではベスト8進出を決めた。
ただ、欧州の8強入りが、シャビ・バルサの“これまで“を相殺するわけではない。いまこそ、収穫と課題を見つめ直す必要がある。
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■退任に至った経緯
まずはシャビの退任の理由を探りたい。
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