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10/1はコーヒーの日。自家焙煎の老舗「やなか珈琲」の底力【東京都渋谷区】

Luna Subitowriter editor(東京都渋谷区)

10/1は「コーヒーの日」と
全日本コーヒー協会が1983年に定め、
国際コーヒー機関(ICO)も、2015年に
10/1を「国際コーヒーの日」と認定したそう。

まあ、365日コーヒーを飲み続けている身としては
毎日がコーヒーの日なのですが。。
ありがたいことに、奥渋谷は美味しい自家焙煎コーヒー店のメッカ。代々木公園駅にほど近い「やなか珈琲 代々木公園店」は、その草分け的なお店。都内に40店舗近くあるやなか珈琲が谷中本店の次に出店した2号店です。

やなか珈琲のアイコンは、このちょっとレトロな木版画。

昭和初期のカフェの女給さんをイメージした木版画を手掛けているのは版画家の本多廣美さん(女性作家さんかと思いきや、かつて銀座の個展に伺ったら、とても思索的で繊細な男性作家さんでした)。やなか珈琲のオーナーさんが作家さんの作風に惚れ込んでオリジナルの版画を依頼したそう。まるで絵本のワンシーンのようで、私も個人的に大好きなデザインです。

店内では、本多さんの版画をデザインしたコーヒー缶や保温ボトルも販売しています。

コーヒー好きの人へのプレゼントにも喜ばれそう。

やなか珈琲の魅力は版画デザインだけでなく、コーヒー豆の品揃えも素晴らしく。

オーダーしてから生豆を焙煎してくれるので、
焙煎したての芳しいコーヒーが楽しめます。

産地や風味の説明もわかりやすいし、100gから買える(豆でも粉でもOK)ので、いろいろ試してみたくなります。

焙煎してもらっている間、深いコーヒーの香り漂う店内で、コーヒーをいただきながら待つ時間も至福です。

コーヒー豆の紙パッケージにも本多廣美さんの版画があしらわれています。とても素敵なので、空になった後も なかなか捨てられません。。

左の缶は私が20年ほど前にやなか珈琲 代々木公園店で購入して今も愛用しているもの(※今の缶はデザインが少しだけマイナーチェンジしています)
左の缶は私が20年ほど前にやなか珈琲 代々木公園店で購入して今も愛用しているもの(※今の缶はデザインが少しだけマイナーチェンジしています)

地元民としては、奥渋谷に美味しい自家焙煎コーヒー店が近年増えたのは、20年以上前からやなか珈琲 代々木公園店があった影響なのではないかしらん…と思っています。コーヒー愛好家としては、ありがたい限りです。

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やなか珈琲 代々木公園店
東京都渋谷区富ヶ谷1丁目6-12
GoogleMap
access 千代田線代々木公園駅
TEL 0120-876-873
営業時間 10:00~20:00
※豆の御注文は営業終了時間の15分前まで。
定休日 なし

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writer editor(東京都渋谷区)

奥渋在住20余年。旅、アート、インテリア、ウエルネス、映画、猫など多様なメディアに携わる文筆家。

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