ウイルス研究者が焙煎士?! 渋谷PARCOにコーヒーを科学する「虎へび珈琲」降臨【東京都渋谷区】
渋谷PARCO前をふらりと通りかかったら、
この暖簾が… えっ? 京都の老舗和菓子屋さん?
それとも香港とかシンガポールの尖ったショップ?
好奇心に魅かれて暖簾をくぐると…
意外にもコーヒーショップでした!
実はこちら、「コーヒー&サイエンス」をテーマに独自の科学的製法と焙煎技術を用いた珈琲豆を製造販売している新潟発のコーヒーブランド「虎へび珈琲」のコンセプトストア「たちうり珈琲虎へび屋」。渋谷PARCO 1Fで、4/27より6カ月限定で営業しているそう。
スタイリッシュなパッケージのデザインはファッションブランド「サスクワァッチファブリックス(Sasquatchfabrix.)」が手掛け、ショップのインテリアは「Manekineko&Partners」が手掛けているそう。
虎へび珈琲のオーナー今井氏は、マラリアなどのウィルス研究をしてきた科学者から珈琲の焙煎士になった異色の経歴の持ち主。コーヒーをクールに淹れる仕草は、どう見ても実験中のサイエンティスト!
虎へび珈琲の顔ともいうべき深煎りブレンドのホット(700円税込)と、焼き菓子虎へび(300円税込)をいただきました。
虎へび珈琲の豆は 焙煎時にコーヒーのエグみの原因になるタンニンを除去し、さらに近年問題視されているカビ毒も排除(ドイツの研究機関で99.9%カビなしコーヒーとして認証)しているそう。そのせいか、風味がこれでもかとクリアに際立っているのに、喉越しはキリッとすっきり。「サムライか?!」というほど 切れ味鋭いコーヒーでした。ホワイトチョコとコーヒーニブのクリームがサンドされた焼き菓子も、虎へび珈琲と相思相愛、相性抜群。
…にしても“トラヘビ”って…なかなかデンジャラスなネーミングですよね。由来を伺うと、虎は焙煎士であるオーナーさんの曽祖父の名に因み、へびは蛇年生まれが三代続く縁起のよい家系だったからだそう。2020年生まれのニューブランドなのに、謎の老舗感が漂っているのは、オーナーさんの祖先へのリスペクトによるのですね。
深煎りブレンドがすごく美味しかったので、ダークブレンド (200g 3,240円税込)を自宅用に購入。
虎へび珈琲オリジナルの手提げ袋(100円税込)は、贈答用におすすめです。。。といいたかったのですが、ちょっと目を離した隙に、拙宅の猫が潜り込んでしまい…(まさに 虎の威を借る猫)
なかなか手に入りにくく、しかもパッケージも美しいので、コーヒー好きな方へのプレゼントにおすすめです。
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たちうり珈琲虎へび屋
場所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ 1F
期間:4/27〜10 /30
営業時間:11:00〜20:00
Instagram https://www.instagram.com/torahebi.jp/
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