連覇へのモチベーション維持は大変? ワイルドナイツのロビー・ディーンズ答える。【ラグビーのサブスク】
ロビー・ディーンズ。かつてニュージーランドのクルセイダーズを率い、5度のスーパーラグビー制覇を果たした名将だ。
オーストラリア代表での指揮官を経て、2014年からは日本の埼玉パナソニックワイルドナイツ(現名称)を束ねてきた。旧トップリーグから昨季のリーグワン元年まで計4度の優勝に喜び、今年のリーグワンでも国内タイトル3連覇にかぎりなく近づいていた。
果たして決勝ではクボタスピアーズ船橋・東京ベイに15―17で敗れるが、シーズンを通して圧倒的な力を示したその足跡は消えない。
「チームとして効果的に動くには、全員がゲーム全体を理解していることが大事。それがラグビーというスポーツの特徴です」
こう語ったのは、決勝の約1週間前。埼玉県内での練習後に共同取材に応じている。聞き手はその談話を通し、ラグビーについて、団体競技について、組織について、個人について深く考えさせられる。
特に興味深かったのは、「勝ち続けるなかでどうモチベーションを保つか」といった質問への答えだ。
勝利を逃したいまだからこそ、噛みしめられたい。
まずは、前述で語られた「ラグビーというスポーツの特徴」について深掘りする。
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