雪と氷とウイルスと:全てのことを益とするために:子育てに必要なこと
〜春になって沢山の魚がとれる豊かなオホーツクの海を作っていたのは、嫌われ者の流氷だったのです〜
■嫌われ者だった流氷
あちこちから冬の便りが届いています。1月26日、北海道のオホーツク海側にある紋別市では、流氷の接岸初日が観測されました。
海岸から流氷が見えたそのシーズンの最初の日を「流氷初日」と言います。そして、海に流氷が増えて南下して海岸に漂着した日が「接岸初日」です。オホーツク海は流氷の南限です。
流氷が見え始めた頃の、海の青と流氷の白。とても美しい景色です。そして、海一面が流氷で覆われた大迫力も見ものです。この記事の上に載せた写真は、その中間です。
写真のガリンコ号は、ただの船ではなく、船の先にドリルがついていて、ガリガリと流氷を割りながら、前進します。
今でこそ観光資源の流氷ですが、昔は流氷で海が覆われるころには道路も通れなくましたから、真冬のオホーツクの町は陸の孤島でした。
流氷が来ると、寒いし、船が出せなくて漁もできないし、みんなが流氷を嫌っていました。
でも、流氷にはすてきな秘密がありました。コロナ禍でみんなが苦しんでいる今だからこそ考えてみたいと思います。世の中には、無駄なものはないのかもしれません。
■2020年度の混乱と苦しみは何のために
昨年2020年の初めから、コロナ騒ぎがおきました。3月の卒業式もままならず、春の選抜甲子園も夏の甲子園もなくなり、入学式もいつも通りにはできず、休校と分散登校から2020年度は始まりました。
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