回復力(レジリエンス)の大誤解:頑張れば強くなれるわけではない
■大切なのはレジリエンス
人生、いろんなことがあります。プライベートでも仕事でも、トラブルは起きます。私にばかり悪いことが起きて、幸せな人には良いことばかり起こる。そう感じることもありますが、そんなことはありません。苦しいことは、誰にでもやってきます。
ただ違うのは、その乗り越え方を知っているかどうか、乗り越える力を持っているかどうかです。知識を持っていても、力が足りないこともあります。倒れそうになっても立ち直る力、それがレジリエンスです。
レジリエンスは、回復力、復元力、折れない心という意味です。これがあれば、どんな困難が襲ってきても、私たちは幸せになれます。
レジリエンスを高めるためには、自己への気づき、自己のコントロール、現実的楽観性、精神的柔軟性などが必要とされています。
けれども、頑張り屋の人、傷ついてきた人、すっかり元気を失っている人は、なかなかそうはいきません。
その前に、とてもシンプルですが、とても大切なことがあるのです。
頑張ればレジリエンスも高まるというのは、大きな誤解です。
鍛えさえすれば強くなるというのは、非科学的な思い込みなのです。
■レジリエンスの誤解
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