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「君は信用できない」と言われた人が信頼されるようになる5つの手順 信用と信頼の違いとは?

横山信弘経営コラムニスト
信頼を勝ちとるためには、まずは印象をよくする(写真:アフロ)

「上司から全然信頼されていない」

そう思った人が、上司に理由を尋ねてみた。そうしたら、

「君は信用できない人だから」

と言われてしまった。何が問題だったのか?

そこで今回は信用と信頼の違いについて解説しよう。この違いがわかるだけで、あなたは信頼される人になれる。それでは具体的な例を使って解説しよう。

■信用は過去、信頼は未来

「信用取引」とは言うけれど「信頼取引」とは言わない。いっぽう、「信頼関係」とは言うけれど、「信用関係」という言葉は使わない。

信用(クレジット)と信頼(トラスト)。いったい何が違うのか? 「信用」は過去の実績を評価して信じること。「信頼」は未来の行動や成果を期待して信じることだ。

・信用 → 過去
・信頼 → 未来

と覚えよう。

つまり他者から信頼されたいと思ったら、まずは信用できる人になること。そのためには確かな実績を作ることだ。

■信頼される人になる5つの手順

ここでワンポイントアドバイス。次の5つの手順をいつも頭にいれておこう。

(1)印象
(2)期待
(3)実績
(4)信用
(5)信頼

まずは印象をよくしよう。実績がなくても、印象をよくすることは誰だってできるはずだ。そして何より、実績を上げるための「印象のいい計画」を立てることだ。

そうすれば周りから期待される。信頼を勝ちとれなくても、期待は手に入れよう。そしてその期待に応えようと頑張って実績を上げていくのだ。そうすれば自然と信用してもらえるようになる。信頼される人になるのだ。

だからこの5つの手順は忘れないでおこう。

<参考記事>

【大作】新しい発想ができない人には絶対不可欠!「メタ思考」トレーニング3つのステップ

経営コラムニスト

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

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