「君は信用できない」と言われた人が信頼されるようになる5つの手順 信用と信頼の違いとは?
「上司から全然信頼されていない」
そう思った人が、上司に理由を尋ねてみた。そうしたら、
「君は信用できない人だから」
と言われてしまった。何が問題だったのか?
そこで今回は信用と信頼の違いについて解説しよう。この違いがわかるだけで、あなたは信頼される人になれる。それでは具体的な例を使って解説しよう。
■信用は過去、信頼は未来
「信用取引」とは言うけれど「信頼取引」とは言わない。いっぽう、「信頼関係」とは言うけれど、「信用関係」という言葉は使わない。
信用(クレジット)と信頼(トラスト)。いったい何が違うのか? 「信用」は過去の実績を評価して信じること。「信頼」は未来の行動や成果を期待して信じることだ。
・信用 → 過去
・信頼 → 未来
と覚えよう。
つまり他者から信頼されたいと思ったら、まずは信用できる人になること。そのためには確かな実績を作ることだ。
■信頼される人になる5つの手順
ここでワンポイントアドバイス。次の5つの手順をいつも頭にいれておこう。
(1)印象
(2)期待
(3)実績
(4)信用
(5)信頼
まずは印象をよくしよう。実績がなくても、印象をよくすることは誰だってできるはずだ。そして何より、実績を上げるための「印象のいい計画」を立てることだ。
そうすれば周りから期待される。信頼を勝ちとれなくても、期待は手に入れよう。そしてその期待に応えようと頑張って実績を上げていくのだ。そうすれば自然と信用してもらえるようになる。信頼される人になるのだ。
だからこの5つの手順は忘れないでおこう。
<参考記事>