【大作】新しい発想ができない人には絶対不可欠!「メタ思考」トレーニング3つのステップ
現代において最も生産性が低い人は、どんな人か? それは、
・現状維持バイアス
・確証バイアス
・正常性バイアス
といった認知バイアス(思考の偏り、思い込み)をなかなか外すせない人だ。革新的なアイデアを出せなくてもいい。しかし時代の変化に遅れないようにしないと、今後は生き残ることは難しいだろう。どんなに過去の実績があったとしても、である。
そこで今回は、「メタ思考」について学んでいこう。「メタ思考」を鍛えることで、思考を柔軟にできる。発想力や共感力もアップできる。
最後には、メタ思考トレーニングに関するワンポイントアドバイスも紹介する。思考を柔軟にしたいビジネスパーソンは、ぜひ最後まで読んでもらいたい。
<目次>
■「メタ思考」とは何か? 「上から目線」との違いとは?
■「誰かの失敗談」を活用したメタ思考トレーニング
■メタ思考トレーニング3つのステップ
■「よくわからない依頼」を活用したメタ思考トレーニング
■メタ思考トレーニングに効果的な2つの「問い」
・根拠――Why So?(なぜそうなの?)
・目的――So What?(それで何なの?)
■「メタ思考」とは何か? 「上から目線」との違いとは?
さて「メタ」とは「超越した」とか「高次の」という意味だ。特徴は以下の2つである。
(1)客観
(2)上位概念
「ちょっと上から」だと「上から目線」になる。だから「かなり上から」客観視することをイメージする。
かなり上から眺めることで、自分視点も他者視点も手放すことができる。「超越(メタ)する」と言われる所以だ。
なんだか難しい。高尚な思考のように思われるかもしれないが、その逆とも言える。まったく何も知らない人、無邪気な人もメタ思考を発揮できる。
以前、娘の誕生日に、どこで外食しようか話し合ったことがあった。私はハンバーグステーキを食べに行こうと提案した。以前、娘がとても気に入っていたからだ。しかし妻は回転ずしを推した。息子はお洒落なカフェへ行ったほうが楽しいだろうと主張した。
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