一人の生活は慣れたら快適ですが「いずれ本当に一人きりになる」のは不安です~おみおじリポート(77)~

スマートなイケメンは求めません。ドキドキより安心感が欲しい
※2021年11月5日追記。沢村さんはオネット活動開始から半年が経過し、自動退会となりました。沢村さんはオネットで出会った男性とのやり取りが続いています。幸せな報告が届くことを祈りつつ見送りたいと思います。
速報です。昨年10月に真剣交際に入ってから自動退会日(今年3月)を迎えた中島健太郎さんから「結婚しました」との報告が入りました。また、1月に入会した岡村正雄さんも京都のアラフォー女性との真剣交際に入り、3月に入会したばかりの千葉県の香川大輔さんに至っては真剣交際中の女性(大阪在住)との遠距離恋愛からのスピード婚約を果たしたとのこと。幸せそうな写真付きのメールが送られてきました。いずれも各記事を読んだ女性からの積極的なお見合い申し込みの結果です。男性読者にも頑張ってほしいな……。
僕はいま、自分の周囲にいる独身男女の婚活を前のめりで支援する「お見合いおじさん活動(略称:おみおじ)」を婚活パーソナルトレーナーのマチコ先生と一緒に推進しています。僕の読者(この記事を読んでいるあなたも該当します)で「そろそろ結婚したい」という人をオネット(大宮ネットワーク)にお迎えし、良縁を結ぶことをお手伝い中です。本連載ではその活動の一端をレポートしています。オネット会員の種類(受けor攻め)と募集についてはこちらをご覧ください。
我がオネットはプロフィール記事を広く公開するため、会員の顔写真は「口元から下のみ」を原則としています。でも、その人の外見的な特徴は文章でも言い添えていますので、雰囲気は伝わりますよね。お見合いはZoomですが、もちろんお互いに実名顔出しで行っています。
結婚はお互いの中身が一番大事なのは当然です。でも、性的なつながりには容姿も欠かせない要素です。性格がどんなに良くても、身体的接触をする気持ちにはどうしてもなれないとどちらかが判断した場合、そこから先に進むことはありません。
今日から受けオネット会員になった沢村美奈さん(仮名、35歳)は、女優の多部未華子と元AKBの野呂佳代を足して2で割ったような女性。ふっくら美人、と言えばいいのでしょうか。
「私自身もこの体型なので、相手の男性にスマートなイケメンは求めません。太めの人でも一緒にダイエットをがんばろうと思います。恋愛のドキドキよりも生活の安心感が欲しいです」
ドキドキよりも安心感、いい表現だと思います。では、どんな人との生活に安心や心地よさを感じるのでしょうか。

コロナ禍でずっと在宅勤務。好きなカラオケにも行けない。気が滅入ってきます
沢村さんの結婚の条件は容姿よりも「マニアックな話も一緒に楽しめること」にあります。小説、マンガ、演劇などについて話したいのだそうです。
「特技を聞かれたらカラオケと答えることが多いです。アンジェラ・アキとかJUJUとかをよく歌います。鬼束ちひろの曲で採点100点を出したことがあるのがちょっとした自慢です(笑)。最近はカラオケに行けないご時世なので喉がだいぶ鈍っていると思いますが ……」
趣味の場で感覚が一致したときに友情と愛情が深まるのでしょう。文化系、オタク系と言えるかもしれません。
大阪で一人暮らしをしている沢村さん。仕事は大手メーカーの社内システムエンジニアです。
「コロナ禍以来、在宅勤務が続いています。オンライン会議でも顔は出さずに声のみでのやりとりがほとんどです。ちょっと気が滅入ってきますね。家にいる時間が長いので家事をせざるを得ません(笑)。料理は嫌いではありませんが、自分の味にはとっくに飽きています。一人の生活は慣れたら快適です。でも、寂しさはありますし、私は一人っ子なので『両親が亡くなったら一人きりになる』と不安になることもたまにあります」

「職場に出会いはない」と決めつけず、「ちょっといいな」という感覚を大切に
知的な好奇心が旺盛な沢村さんは、「誰かと一緒に暮らすことで刺激を受けたい」という前向きさもあります。また、転職もしてシステムエンジニアとしてスキルを高めていて、専業主婦になるつもりもありません。共働きで支え合い、豊かに楽しく暮らせる生活を思い描いています。
結婚に向けて行動をして来なかったわけではありません。今まで2度、別の結婚相談所に入っていた時期もあるとのこと。しかし、「お見合いでは話が盛り上がっても、2、3回と会ううちに話のネタが尽きてフェイドアウト」することが多かったそうです。ここはマチコ先生の出番ですね。
「沢村さんは日々のおしゃべりに高いレベルを求めているのだと思います。条件で選び合うことが前提の婚活には向いていないかもしれません。オネットは大宮さんの読者の集まりなので共通の話題がある文化系男性が多いので期待してください。でも、一番のお勧めは会社の同僚です。仕事や生活の価値観が似ている人が多いからです。雑談も楽しい人がいるかもしれません。『職場にはいない』と決めつけず、『ちょっといいな』という感覚を大事にしましょう」
沢村さんによれば、勤務先には労働組合が主催する婚活イベントなどもあるそうです。さすが大企業ですね。オネットと併用すれば、気の合う男性と出会える確率が上がります。使えるものは何でも使う、という気持ちで幸せをつかみましょう!

※文中の受けオネット会員は仮名です。沢村さんの詳細プロフィールやマチコ先生と大宮による超実践的婚活アドバイス(ヤフーの有料記事です)を読みたい方(=攻めオネット会員になりたい方)はこちらをご覧ください。