「もやしは水から茹でる?お湯から茹でる?」 栄養士が徹底解説!
こんばんは!
栄養士食堂です。
突然ですが、皆さん「もやし」はお好きですか?
私は節約したいときによくお世話になる野菜の一つです。
そんな便利なもやしですが水から茹でますか?それともお湯から茹でますか?
実は調理方法で食感や栄養の損失が変わってくるんです…!
もやしをよく使う方は最後までお付き合いくださいね。
今回の目次
1 もやしの栄養
2 保存方法・選び方
3 もやしの茹で方使い分け
4 まとめ
1.もやしの栄養
もやしは95%が水分の野菜。低カロリーなのでダイエット中でも気にせず沢山食べられます。
タンパク質をはじめ、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、貧血予防の葉酸や鉄などを含みます。また整腸作用があるとされる食物繊維も豊富に含まれています。
食品成分
【緑豆もやし(可食部100gあたり)】
エネルギー 14kcal
タンパク質 1.7g
脂質 0.1g
炭水化物 2.6g
無機質 カルシウム 10mg
鉄 0.2mg
ビタミンA 6μg
ビタミンB1 0.04mg
ビタミンB2 0.05mg
ビタミンC 8mg
2.保存方法・選び方
【保存方法】
シャキシャキ感を残したいならタッパーに水を入れ、もやしを浸けた状態で保存しましょう。1週間は保存可能ですが2日に1回は水を変え、根が黒ずんできたら限界なので早めに調理を行いましょう。
【選び方】
・軸が白くシャキッと瑞々しいもの
・ひげ根が白く短いもの
3.もやしの茹で方使い分け
お待たせしました!もやしの茹で方の使い分けについてお教えします!
シャキシャキした食感を残したい場合→水から茹でる
鍋にたっぷりの水とともにもやしを入れ、火にかけます。沸騰したら軽くかき混ぜてからザルにあげ、そのまま冷やすとシャキシャキとした食感が残ります。
栄養の損失を少なくしたい場合→お湯から茹でる
沸騰したお湯にもやしを入れ再び沸騰させたら10~15秒でザルにあげ、そのまま冷やすと栄養の損失が少なくなります。
4.まとめ
・シャキシャキとした食感を楽しみたい方は水から、栄養を逃がさず食べたい方はお湯から茹でる。
・タンパク質をはじめ、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウムが豊富。
・シャキシャキ感を残したいなら水につけた状態で保存する。
・軸が白くシャキッと瑞々しいものを選ぶ。