Yahoo!ニュース

「いちごを写真のように洗う」は間違い!美味しさ半減します!栄養士が解説

こんにちは!栄養士食堂です。

クリスマスが近づいてきましたね。

クリスマスは家でケーキを作る方も多いと思いますが、トッピングに欠かせないフルーツといえば「いちご」ではないでしょうか。

爽やかな甘みと洗ってすぐに食べられる手軽さから幅広い世代に人気なフルーツですが、洗い方には少し注意が必要です。

今回は栄養士が「写真のようにいちごを洗うのがNGな理由」を詳しく解説していきますので、最後までご覧くださいね。

今回の目次

1 いちごの栄養について
2 選び方・保存方法
3 写真のようにいちごを洗うのがNGな理由
4 最後に

1.いちごの栄養について

豊富なビタミンCを含み、中くらいの大きさのいちご(1粒約20g)なら8粒食べれば1日の必要量(100mg)をクリアします。また貧血予防に役立つ葉酸や虫歯予防効果があるとされるキシリトール、ポリフェノールの一種であるアントシアニンも豊富に含まれています。

2.選び方・保存方法


【選び方】

・ヘタが緑色で乾いていないもの

・ヘタの近くまで色づいているもの

・赤い色が鮮やかかつ均一でツブツブがはっきりしているもの

【保存方法】

洗わずなるべく重ならないように容器に入れ蓋をしたら野菜室で保存しましょう。

3.写真のようにいちごを洗うのがNGな理由

お待たせしました!「写真のようにいちごを洗うのがNGな理由」を詳しく解説していきます。

その理由は2つです。

①ヘタをとって洗っているから

②流水で洗っているから

いちごはビタミンCが豊富に含まれていますが、ヘタを取ってから洗うとビタミンCの流出がしやすくなるためNGです。

さらに、ヘタを取ってから洗うといちご自体が水っぽくなり美味しさが半減してしまいます。

また、いちごは流水で洗うだけではほこりや小さなごみをしっかり落とすことができません。

ボールの中に水といちごを入れ、優しく混ぜながら、水を変え複数回洗う方法がおすすめです。

4.いちごの正しい洗い方

①ボールに水を入れたら、いちごを入れて、優しく数回大きくかき混ぜます。

一度水を捨てたら、もう一度繰り返します。

②水気をしっかりふいたらヘタを取ります。

【注意点】

いちごは水洗いをすると傷みが早くなるので、食べる直前に洗いましょう!

4.最後に

いかがだったでしょうか?

いちごはヘタを取らずに洗うことでビタミンCの流出を防ぐことができます。

また、デリケートなフルーツなのでボールに水をためて優しく洗うのが◎

いちごを買った際にはぜひ参考にしてみて下さいね。

もっと学びたい人へ

栄養士食堂では、他にも役立つ情報をたくさん発信しています!

ぜひチェックしてみてくださいね。

納豆容器の矢印は「開け口マークではありません!」栄養士が『矢印の意味』を解説

「価格の安いバナナ」と「価格の高いバナナ」は何が違うの?栄養士が解説

・大根を美味しく煮るには「蓋をする」or「蓋をしない」どっちが正解?栄養士が解説

・「バナナは写真のように食べないで下さい!」栄養士がお願いするワケとは

「めかぶ」VS「もずく」栄養価が高いのはどっち?カリウムは44倍も差が!栄養士が解説

最後までご愛読いただきありがとうございました。「為になった方」下のアイコンを押してフォローすると、私の「最新情報をいち早くゲット」できます♪もちろん記事の感想もポチっとしていただけたら嬉しいです!

SNS総フォロワー1万5千人突破!失敗しない買い物術がひと目で分かる!食材の選び方・保存方法などを発信中*|【保有資格】栄養士・保育士|【職歴】保育園の栄養士として、調理・献立作成・食育活動などの多岐に渡る業務を経験。給食で使用する食材を自ら買い物にいく中で食材の選び方、保存方法のノウハウを学ぶ。現在はその知識を活かし、栄養士ライターとして活動中|【Yahoo!更新時間】毎日17時|企業からの案件も多数|インスタ・X・YouTubeも運営中 

栄養士食堂の最近の記事