社内で「付き合わないほうがいい人」の特徴
「最近、昔言っていたことと違うことを言ってるよね?」
「なんか、昔のほうがよかったな。最近、変わったよね?」
社内の先輩や同僚から、このようなことを言われたことはないだろうか?
「昔と言っていることが違う」「言ってることがコロコロ変わる」「最近、変わったよな」このようなことを言う人がいたら、そういう人とは付き合わないほうがいい。私はそう思っている。
なぜか? 今回は社内で「付き合わないほうがいい人」の特徴について解説する。
■相手を見抜く質問テクニック
「付き合わないほうがいい人」とは、昔の発言と現在の言動との不一致を指摘する人だ。こういう人には、「それで何(So What)?」を使って質問してみよう。すると、
「いや、なんか昔と言ってること違うな、と思って」
ぐらいにしか返してこないはずだ。つまり単なる「難癖」である。もしも次のように指摘されたら、しっかり耳を傾けよう。
「昔は営業力を鍛えるべきだと言っていたのに、最近はSNSを頑張ると言っていて、昔と言っていることが違うよね」
「営業利益を上げるためには、むやみにプロモーションに頼らないほうがいい。だから営業力を鍛えるべきだと言っていたはず。なのに最近またSNSに力を入れるようにしたのは、どうなのかなと思って」
論理的だから筋が通っている。
「確かに、SNSに力を入れようとすると労力や時間もかかるし、SNSに強い人財の採用も必要だったり。利益を圧迫する要因になるかもしれない」
と素直に受け止めたほうがいい。
つまり「最近の言動は疑問だ」という根拠が「昔と違う」から、というのは個人の感想だ。そんな個人の感想に振り回されてはいけない。
■過去をなつかしむ人とは付き合っていられない時代
だいたい変化ができない人ほど、変化しようとする人に違和感を覚えるものだ。だから「昔こう言っていたから、それを貫けよ」といった指摘に惑わされてはいけないのである。
現在の行動や意思決定において正当性を持っているかどうか。そこが大事なのだ。過去の言葉にとらわれるよりも、はたして自分が成長し、変化し、新たな情報を受け入れる能力があるかどうか。
時代はドンドン変化している。
「あいつは変わった」
「昔のほうがよかった」
などと、ノスタルジックに思い返す同僚や先輩などとは距離を置くようにしよう。そうでないと、その人の思考パターンに引きずられることになる。
<参考記事>