【大阪駅】イノゲート大阪の”バルチカ03”でカフェを探すなら3F「ブルーヤード」が雰囲気抜群だ
はらぺこライターの旅人間です。7月31日にJR大阪駅西側エリア「イノゲート大阪」が開業した。飲食ゾーン「バルチカ03」で開催された内覧会に参加してきたので、今回は特に印象に残った店をピックアップし紹介しよう。
この03は「オッサン」と読む。最近はインバウンドや、女性受けする店が多いが、ここは大阪梅田で働く現役ワーカー(オッサン世代)の腹と心を満たし活力を出してもらう場をコンセプトにしたそうだ。
さて、ここはバルチカ03の3Fにある「BLUE YARD(ブルーヤード)」だ。
1988年に開業した南青山「ブルーノート東京」を中心に、ライブレストラン、カフェ、ダイニングなど「音楽と食」で話題を集めている。
空間をプロデュースする「株式会社ブルーノート・ジャパン」とのコラボレーションというだけあって店の雰囲気が抜群に良い。
私が訪問したのはオープン前に開催された内覧会。イベントの規模が大きいのもあって通常と雰囲気は異なる。
今回は「キューバサンド」をコーヒーと共に注文した。
キューバサンドは、日本ではあまり馴染みが無いが、これはアメリカの南部で目にするハムとチーズのサンドイッチのこと。キューバの移民がアメリカで広めたサンドイッチなんだとか。
そして、店内へと進むと…そこは想像以上に広々としている。
なんて開放感だ。「バルチカ03」の中でカフェ利用としてゆったり過ごしたい時はココは外せないだろう。
ちなみに、同店ではセンターステージを囲むように座席が配されている。本格的な音響でミュージシャンのフリーライブなどを不定期で開催するそうだ。
窓側の席も素敵だ。店内に流れる心地よい音楽と共に快適な時間が過ごせる。まさに音楽、空間、料理が楽しめる。
さて、注文した「キューバサンド」だが…
一口食べてみて「ん…!?」と来た。ありそうでない食感。アッサリした口当たりだが、パンの生地から心地よいコッテリした感じもある。
シンプルな見た目からは想像出来ないほど、奥深さがある。
詳しく知りたく、内覧会の忙しい最中ではあるが質問をしまくっていると、料理長と取締役が来てくれた。
キューバサンドには色んな種類があるが、少し甘みがあるのが特徴だとか。同店ではオリジナル性を出したキューババターが入っているそうだ。
具には12時間低温処理されたローストポーク、ローストハム、チーズが入っている。全体的に薄く感じるサンドイッチだが、噛んだ時に肉を食べた時の独特の肉感がギュッとくる。
ただ、私が一番気になったのは心地よく感じたコッテリ感。そこを具体的に聞けば、現地のキューバサンドの特徴として”歯切れが大事”と言われた。それを出すのは油脂だと。ん~まだ分かるようで分からない。更に詳しく聞いてみた。
要するに、同店のキューバサンドでは現地の味を表現するのにオリジナルのバターやチーズを巧みに使って、その歯切れを試行錯誤して生み出したのだという。なるほど!この組合せのバランスが「ん!?」と感じた旨みのようだ。
シンプルに見えて奥深い。これぞモダンアメリカを表現した味わい。一度ぜひお試しあれ。きっとハマりますよ。
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BLUE YARD(ブルーヤード)
住所:大阪市北区梅田3丁目2−123 イノゲート大阪内 バルチカ 03
電話番号:06-4256-5229
営業時間:9:00-23:00
公式ホームページ(外部リンク)
地図(外部リンク)
取材協力:BLUE YARD
今回は内覧会にて料理の提供を頂きました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。
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