■「真因」を特定せずに問題は解決しない

問題があり、その問題を解決するためには「手順」が重要だ。この「手順」を間違えてしまうと、いつまでたっても問題が解決しないか、それとも「問題ではない事柄」を解決しようとするかのどちらかである。

生産性を高めるためには、この「手順」を正しく行うことだ。その際に重要なプロセスが「原因の追究」である。

つまり、【なぜその問題は起きたのか？】の「問い」を作り、その「問い」に答え続けるのである。

問題を正しく特定できても、その原因を調べることなく対策をとる人が多すぎる。かといって、正しい「問い」を立てることなく、原因を追究しようとすると無限ループに入ってしまうこともある。

そこで今回は、昨年11月の「問題解決能力アップ講座」、12月の「分析能力アップ講座」に続き、経営コンサルタントが習う3回目の講座を提供する。

それが「原因分析力」である。

「原因追及3つのプロセス」「なぜなぜ分析8つのポイント」を使いながら、どのように、広く・深く原因追及していくのか。

そして解決策に繋がる「真因」を特定するのかを細かく解説した（正直なところ、これがけっこう難しい）。

今回も「1時間」に迫る本格的なセミナー付きの記事である。

名著「問題解決――あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術」を取り上げ、どのように原因分析力をアップするか、書籍から引用し解説する。

■「原因分析力アップ」講座スタート！