不安の心理学:役に立つ不安、正常な不安、病的な不安:不安との上手な付き合い方
■不安とは
不安は、もっとも身近なネガティブ感情です。心理学的には、不安は恐怖とは違います。恐怖は、自分に危害を加えたり脅かしたりする対象を具体的に定められます。ライオンが怖い。ナイフで刺されるのは恐ろしいといった気持ちです。
一方、不安は対象がはっきりしません。将来の不安とか、夜道を一人で帰る不安。いろんなことが想定できて、いろんな怖いことが絡み合って、ひと言で何が怖いとは言い表せません。
だから、ライオンやナイフを持った犯人が捕まりさえすれば、もう怖くないのですが、不安はなかなか消えないのです。
病的な不安になると、不安神経症とか、パニック障害など、診断名がつくことにもなります。
子供も大人も不安がります。では、この不安とどう付き合えば良いのでしょうか。不安がまったくないというのも、実は困りものなのです。
■治療すべき病的不安と健康なレベルの正常な不安は、何が違うのか。どう見極めて区別すれば良いのか
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