知ると寝だめができなくなる、休日寝だめのデメリット3選
大型連休、日々の疲れをとるために家でゆっくり寝て過ごす方や、忙しい日々に戻る前に寝だめしておこうと考えている方も多いと思います。しかし過度な「寝だめ」は体への悪影響がたくさんです。
この記事で紹介すること
・寝だめとは
・休日寝だめのデメリット3選
・いわゆる「寝だめ」とは
休日の前日はいつもより遅くまで起きていて、その分いつもより遅い時間に起きるという方は多いのではないでしょうか。また、時間のある休日に前もって長時間寝ておこうという方も多くいらっしゃるかもしれません。
「寝だめ」という言葉は存在しますが、睡眠を前もって「貯めておく」ことはできないといわれています。長時間寝て目覚めた直後はスッキリと感じられるかもしれませんが、良いことはこの一瞬だけです。過度な寝だめには、体への悪影響がたくさんあります。
・休日寝だめのデメリット3選
❶体内時計の乱れ
寝だめをすることによって生活リズムが乱れてしまいます。休日、お昼過ぎまで寝ていて、その反動で夜いつもの時間に眠れなくなった経験はありませんか?いつもの就寝時刻から2時間ずれると、体は時差ボケ状態になることがわかっています。ダルさをともなう時差ボケ状態になってしまうと、通常の状態まで回復するには2、3日かかるともいわれています。
❷寝るほど疲れが溜まる
日々の疲れを取りたいからといっていつも以上に長い時間寝ることは、実は体に負担がかかってしまい、疲れが取れるどころか逆に疲労が溜まってしまうこともあります。疲れには適度な睡眠時間は必要ですが、寝れば寝るほど疲れが取れるというものではありません。
適切な睡眠時間は人それぞれですが、溜まった疲れを取りたいときはいつもの睡眠時間プラス2時間以内が目安です。これ以上寝てしまうと体に負担がかかり、睡眠が疲労蓄積の原因になってしまいます。
❸休日明けにパフォーマンス低下
休日にしっかり寝て翌日いざ仕事や学校に向かっても、なんだかダルさが残っていたり疲れが取れていなかったりした経験はありませんか?
過度な寝だめによって体内時計の乱れや疲労が蓄積してしまうと、パフォーマンスが低下してしまいます。寝だめによる時差ボケ状態は2~3日続くため、休日明けの約3日間は疲労感とパフォーマンス低下状態で過ごすことになってしまいます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。時間のある休日には寝だめをしたいと思いがちですが、過度な寝だめをしてしまうと悪影響ばかりです。体に負担をかけないためにも過度な寝だめは避け、休日もいつもの生活リズムをキープしましょう。