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睡眠は量より質!今日からできる睡眠の質をあげるポイント3選

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

何も予定のない休日などは、しっかり寝て過ごして疲れを取ろうと考えている方は多いのではないでしょうか。睡眠時間を確保することは大切ですが、それ以上に「の良い睡眠」をとることが大切です。

この記事で紹介すること
・睡眠の質が悪いとどうなるの?
・睡眠の質を上げるためのポイント3選

・睡眠の質が悪いと、どうなるの?

浅い睡眠状態が続いていたり、まとまって長い時間眠れていなかったりする場合は、長い時間の睡眠をとっていても十分な睡眠とは言えません
「睡眠不足状態」のため、寝ても疲れが取れませんし、免疫力の低下、思考力の低下、さらには食欲増加、生活習慣病や認知症リスクの増加にもつながることがわかっています。

・睡眠の質を上げるためのポイント3選

❶寝つきを良くする

私たちは一晩のうちに深い睡眠状態と浅い睡眠状態を交互に繰り返しています。
質の良い睡眠の場合、入眠直後に深い睡眠状態が現れます。この時に、疲労を回復させる生体ホルモンが分泌されることがわかっています。
なかなか寝付けなかったり、眠りが浅い状態が続いてしまったりすると、この成長ホルモンが十分に分泌されないので、寝ても疲れがとれにくくなってしまいます。
寝る前のスマホ飲酒熱すぎる温度での入浴は寝つきを悪化させてしまう可能性があります。またカフェインは5~8時間ほどは睡眠に影響しますので、夕方以降のカフェイン摂取にも注意が必要です。

❷規則正しい生活

平日に十分な睡眠時間を取れない分、休日に長い時間寝ているという方はいらっしゃるのではないでしょうか。
「寝だめ」という言葉はありますが、睡眠は「不足」することはあっても、「貯めておく」ことはできないことがわかっています。
休日にいつもより数時間長く寝てしまうと、時差ボケ状態になり、逆に体に負担がかかってしまいます。平日も休日も十分に睡眠をとり、規則正しく過ごすのが理想的です。

❸環境を整える

暑い夏、寒い冬、梅雨時期の湿気時期などに寝苦しいと感じたことはありませんか?睡眠時間は確保しても、快眠に適した環境でなければ睡眠の質は悪化してしまいます。エアコンや除湿器/加湿器をうまく利用しましょう。
適切な室温には個人差がありますが、布団の中の温度は33度、湿度は50%前後が理想的な環境です。就寝中も最適な環境をキープするようにしましょう。

さいごに

いかがでしたでしょうか。睡眠時間をしっかり確保しても、睡眠の質が悪ければ睡眠は不充分です。質の良い睡眠によって1日の疲れを取り、翌日に備えましょう。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 健康系やインテリア系記事のライターをしたり、睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、薬局で勤務したりしています。

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