Yahoo!ニュース

【目白】未体験ならぜひ食べてみて!創業84年の老舗和菓子屋が作る絶品あんこの「崖氷」

なかくきくみこカフェライター

カフェライターなかくき くみこが実際に訪れた1,500軒以上のカフェのなかから、大人が心から満足できるような魅力的なカフェを紹介する連載「大人のための東京カフェ案内」。第10回目は、毎夏一度は食べておきたい老舗和菓子店が作る絶品”崖氷”を紹介します。

昭和14年創業、代々受け継いできた伝統の味

目白駅から徒歩2分、昭和14年に創業した老舗和菓子店「目白 志むら」。もともとは青山高樹町で始まり、戦後まもない昭和21年に現在の地へ移転しました。

1階は和菓子の販売、2階と3階は60席を有する広い甘味処となっています。店頭には種類豊富な四季折々の和菓子が並び、朝から多くのお客さんがひっきりなしに訪れます。

なかでも一番人気は、創業当時から変わらぬ味を守り続ける名物「九十九餅(つくももち)」。とら豆を求肥に練り込み、きな粉をまぶした銘菓で、なんと1日に1000枚も売れるのだとか。

職人が二日間かけて仕込むあんこで作る絶品かき氷「白玉」

かき氷メニューの一番人気は、静岡産紅ほっぺで作る果肉たっぷりのシロップをかけた「生いちご」(1,250円)で、そちらももちろん美味しいのですが、同店を訪れたらぜひ味わってほしいのがこちらの「白玉」(1,250円)!

仕込みから生成まで熟練職人が2日がかりで作り上げるあんこは、北海道十勝産のえりも小豆を使用し、上品な甘みと口溶けなめらかな舌触りを追求しています。

そんな手間ひまかけて作られたこし餡がたっぷりとかけられた「白玉」は、さっぱりとした氷とあいまって、もう手が止まらないほどの美味しさ! 普段は「粒餡派」の私も、このかき氷だけは特別です。

氷は小野田商店が手がける「超純氷」を使用しています。透明度が高く、硬く溶けにくい特徴があるのだとか。

「目白 志むら」では、削る前に冷凍庫から一定時間出し柔らかくしておいた後、氷を押さえる圧を通常より強めにかけて削ることで、薄くフワッとした氷に仕上げています。

店自慢のあんこを使った変わり種メニューも好評

取材日に提供されていたメニュー
取材日に提供されていたメニュー

同店では通年でかき氷を提供しており、一番種類が豊富な夏のシーズンは毎日17〜18種類ものメニューが用意されています。

これまでに登場したメニューの一部(公式インスタグラムより抜粋)
これまでに登場したメニューの一部(公式インスタグラムより抜粋)

また、他の甘味処では見ないような一風変わったメニューが数多く登場するのも「目白 志むら」ならでは。

かき氷の名店として知られるようになった今、かき氷を作りたいと入社を希望する人も多く、そんなかき氷愛溢れるスタッフたちが日々新メニューを開発しています。

これまで提供してきたメニューは、なんと100種類以上。そのほとんどの商品に店自慢のあんこが使用されており、ここでしか味わえない特別なかき氷が楽しめるのです(現在提供中のメニューを知りたい方はお店の公式インスタグラムをチェック!)。

それでは、現在提供中の商品から気になるものを見ていきましょう。

あんバター(1,600円)

こちらは、10代から20代の若い女性から人気の「あんバター」。

和三盆や牛乳、少量の塩で作る自家製ミルクをベースに、粒餡やカステラのクラム、ラム酒風味の生クリーム、濃厚なバタークリームをオン。ラズベリーまたはラムレーズンのソースが別添えでついており、味変も楽しめます。

ブルーベリーとヨーグルト(1,750円)

ブルーベリーヨーグルトシロップをベースに、生のブルーベリーをたっぷりと加えたブルーベリーシロップをかけた商品。真っ白なヨーグルト餡は爽やかな酸味を持ちつつ、白餡のコクと甘さが絶妙です!

崖型のかき氷が生まれた背景

「目白 志むら」のかき氷は、特徴のある崖の形をしているものがほとんど。それは一体どうしてなのでしょうか。

女将の志村友子さんに伺うと、「1955年頃、甘味喫茶室ができたのと同時にかき氷の提供を始めたのですが、その頃はまだ一般的な山型でした。しかし2000年頃から始めた「生いちご」は、シロップに果肉がたくさん入っているので、山型の氷の上からかけるとシロップの重みで潰れてしまうんです。それでその頃から現在の崖の形になりました」とのこと。

かき氷がブームになった今でこそお皿に盛り付けるお店も増えていますが、同店はその先駆けだったのです。

現在「目白 志むら」では、オンラインで席予約が可能です(受付は訪問日の2〜10日前まで)。また、商品の取り置きについても前日又は当日に電話で予約できます。どうしても食べたい商品がある場合はオンラインで席予約をしてから、電話で商品の取り置きをしておくと安心です。

蒸し暑い日もひと口食べるだけで涼やかな気分になれる、「目白 志むら」の大きな崖氷。冷たいもので涼を取りたくなったら、目白へ出かけてみてはいかが。

【店舗情報】

店名/目白 志むら

住所/東京都豊島区目白3-13-3

公式サイト/https://www.instagram.com/shimura_kissa/(外部サイト)

 ※予約サイト/https://yoyaku.toreta.in/shimura/#/(外部サイト)

アクセス/JR山手線 目白駅より徒歩2分

定休日/日曜、隔週月曜

営業時間/9時〜18時(L.O.17時30分)※かき氷の電話受付は9時30分から

※新型コロナウイルス感染症対策により店舗の休業や営業時間の変更など、掲載内容と異なる場合があります。訪問される前に最新情報をご確認されることをおすすめします。

※取材では目白 志むら様のご協力により商品を無償で提供頂きました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

本連載では、今後もおすすめの魅力的なカフェを紹介していきます。ご興味のある方はプロフィールからフォローをして頂くと最新情報が届きます。日々のカフェ巡りはインスタグラム(外部サイト)やツイッター(外部サイト)にて更新中!

■一緒に読みたい記事

【千駄木】屋根裏部屋でのんびり寛ぐ「パリにある和カフェ」がコンセプトの古民家喫茶

【国立】開店前に当日分が完売?!今食べるべき「感動の一杯」を作るかき氷職人の店

【代々木公園】チーズケーキ味の練り切りも!新感覚のネオ和菓子が楽しめる奥渋の甘味カフェ

カフェライター

雑誌やWEBメディアにてカフェ・喫茶店に関する記事を執筆、撮影。都内を中心に1,600軒以上のカフェを訪問。自身のSNS等では「大人が心地よく過ごせるカフェ」を中心に紹介している。前職では人材紹介業界で営業やキャリアカウンセラーをしていたが体調不良で退職。療養期間にカフェの魅力を知り、病気を治すきっかけになったことからカフェ専門ライターとなる。小学生男児の母、東京郊外在住、身長147cm、性格はのんびり屋。日々のカフェ巡りはinstagramで更新中。仕事実績:リンネル、タイムアウト東京、CafeSnap、るるぶ&more.、レッツエンジョイ東京、書籍や雑誌にて取材協力、ラジオ出演、新聞掲載他

なかくきくみこの最近の記事