【脳卒中】とは?-脳卒中の種類・原因・症状を分かりやすく解説!-
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おがちゃん先生です♪
今回は「脳卒中」を解説していきます。
脳卒中とは?
脳卒中というのは、
脳の血管が詰まったり、破れたりしてしまい、
突然、神経症状が発現した状態の総称です。
脳卒中には「虚血性」と「出血性」があります。
【虚血性】
まず虚血性には「脳梗塞」があります。
脳梗塞
脳梗塞は、脳の血管が詰まってしまい、
細胞が栄養不足・酸素不足となり、
脳の細胞が死んでしまう疾患です。
そして脳梗塞には、以下の3種類があります。
①生活習慣病などが原因で「動脈硬化」が
進行しておこる「アテローム血栓性脳梗塞」
②心臓内でできた血栓(血の塊)が流れてきて、
脳で詰まってしまう「心原性脳塞栓症」
③高血圧が原因となり、
血管が変性するなどしておこる「ラクナ梗塞」
症状は種類によって少し異なりますが、
片麻痺・感覚障害・構音障害・失語・脱力
意識障害などがみられることがあります。
【出血性】
脳卒中の出血性には、
それぞれみていきましょう。
脳出血
脳出血は、脳の比較的細い血管が
破綻して、出血を起こした状態です。
多くは「高血圧」が原因となって起こります。
出血部位によって、症状は異なりますが、
脳出血のなかでもっとも多い「被殻出血」では、
両方の眼球が同じ方向を向いたり(共同偏視)、
意識障害・頭痛・片麻痺などが起こります。
くも膜下出血
出血性のもう一つが「くも膜下出血」です。
くも膜下出血は、
脳の血管が何らかの原因で破綻し、
くも膜下腔(脳の周り)に出血が生じた状態です。
原因としては、
「脳動脈瘤」が一番多く、
次いで「脳動静脈奇形」が多いです。
他にももやもや病・白血病・外傷なども
くも膜下出血の原因としてあげられます。
原因としてもっとも多い「脳動脈瘤」は、
40~60代の女性に多く、脳の血管が膨らんで、
コブのような形状になっているものを指します。
この脳動脈瘤が破裂してしまうことで、
くも膜下出血がおこります。
くも膜下出血の症状は
「突然、バットで殴られたような…」
という突然の激しい頭痛に加え、意識低下・
強い悪心・嘔吐などを伴うこともあります。
くも膜下出血の原因である、脳動脈瘤が
できる理由はまだ解明されていませんが、
高血圧や喫煙などが
関連していると考えられています。
最後に種類をまとめてみると、
以下のようになります。
高血圧症などが危険因子となるので、
生活習慣を整えることが大切です。
ではでは、今回はここまでです。
参考になれば幸いです。
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【おがちゃん先生について】
・ウィルワン整体スクール卒
(現リエイチ整体アカデミー)
・インスタグラムフォロワー1万人超
・bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
・東京都麹町半蔵門にて整体活動中