“くも膜下出血”が起こるとどうなる?-原因・症状・前兆症状を分かりやすく解説!-
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は…
「くも膜下出血」を解説していきます。
くも膜下出血について
くも膜下出血は、
脳の血管が何らかの原因で破綻し、
くも膜下腔(脳の周り)に出血が生じた状態です。
原因としては、
「①脳動脈瘤」が一番多く、
次いで「②脳動静脈奇形」が多いです。
他にももやもや病・白血病・外傷なども
くも膜下出血の原因としてあげられます。
原疾患の代表:脳動脈瘤
脳動脈瘤は、40~60代の女性に多く、
脳の血管が膨らんで、コブのような形状に
なっているものを指します。
この脳動脈瘤が破裂してしまうことで、
くも膜下出血がおこります。
※脳動脈瘤の原因はまだハッキリしていません。
そして、
脳動脈瘤が原因となり血管が破裂すると…
↓
血液がくも膜下腔に流れて…
↓
脳が圧迫されて、頭蓋内圧が上昇する。
このように、脳が圧迫されると
以下のような症状が現れます。
くも膜下出血の症状
「突然、バットで殴られたような…」
という突然の激しい頭痛に加え、意識低下・
強い悪心・嘔吐などを伴うこともあります。
また、くも膜下出血の前兆症状として
血圧の激しい上昇と下降・ 視力低下・めまい・
吐き気・嘔吐などが現れる場合があります。
なかには「突然の激しい頭痛」ではなく、
「単なる頭痛」を主訴としている場合もある。
なので“激しい頭痛”ではなくても、
“突然の頭痛”の場合は、放っておかず、
すぐに医療機関へ受診しましょう。
最後に
くも膜下出血は、
喫煙習慣・高血圧・過度の飲酒などが
リスクを高くするといわれています。
そして脳動脈瘤の破裂による、
くも膜下出血は…
・社会復帰できる患者
・重度の後遺症を残す患者
・命を落とす患者
の割合がそれぞれ1/3ずつといわれています。
生活習慣を整えて、少しでも
リスクを下げられるように努めましょう。
今回はここまでです。
参考になれば幸いです。
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【おがちゃん先生について】
・ウィルワン整体スクール卒
(現リエイチ整体アカデミー)
・インスタグラムフォロワー1万人超
・bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
・東京都麹町半蔵門にて整体活動中