【藤沢市】ここへ行けば間違いない。江ノ島の老舗の逸品「炭火焼きひもの定食」を出すお店
前回の記事でご紹介した、江ノ電「江ノ島」駅から徒歩3分の場所にある老舗ひもの専門店『鈴傳(すずでん)』(以下、鈴伝)
※参考記事:【藤沢市】江ノ島の地元住民も通う「老舗ひもの店」。旨い脂がはじけ出す人気商品はどの魚?
今日は、その『鈴伝』で販売する「ひもの」を炭火焼きで食べられる『炭火焼ひもの 伝(でん)』をご紹介します。
お店は『鈴伝』の裏側。黄色い矢印にそって進むと、左手側にコインパーキングもあります。
こちらが店主の鈴木健太さん。
「ひもの」は旬によって脂の乗り具合が異なるそう。鈴木さんは「悩んだときは、今日はどのひものがおすすめですか?と、お声をかけて下さいね!」と話します。
それではまず『炭火焼ひもの 伝』のお店の中をみてみましょう。
店内は木の温もを感じるつくり。大漁旗が飾られていて、なんだか漁師小屋に居る気分です。
『炭火焼ひもの 伝』は2021年7月にオープンしたばかり。ですが壁に貼られた『鈴伝』のモノクロ写真を見ると、歴史と伝統を大切に受け継いだ定食屋さんなのが伝わってきます。
そして気になるメニューがこちら(2022年4月現在はランチのみの営業)。10:30~オープンしているので、遅めの朝食にも利用できますよ。
ここ書かれた「ひもの定食(ご飯・味噌汁・小鉢つき/935円~)」をはじめ、提供されるメニューは“火を通した”お魚が中心。ほかには「ひものフライ(660円)」「いかトンビ(550円)」「ひもの串(各種1本120円)」といったお酒のおつまみにぴったりなメニューもあり、ビールや日本酒も用意されています。
今日は鈴木さんイチオシの「ハーフ3種定食(1,265円)」に注目。「ハーフ定食(2種もしくは3種)」はいろいろな種類の「ひもの」を食べ比べできるので、初めて来店される方におすすめなのだそうですよ。
今回は脂の乗った「ひもの」を焼くようすをお伝えするため、特別に厨房の中に入らせてもらいました。
この日は「さば」「いわし丸干し」「かます」の3種を選びました。なかでも「いわし丸干し」は脂の乗りがよく、ひっくり返すたびにジュワーっといういい音と煙が!(早く食べたい...)
こうして10分ほどで焼きあがった「ひもの」がこちら。
朝ごはんのような素朴さがまたいいですよね。伝統の「ひもの」が売りですから。
肉厚で上品な塩加減がたまらない「さば」は皮も美味。焼き立ての「かます」は、ほろほろと身がほどけていくような繊細な食感です。
煙がモクモクだった「いわし丸干し」に至っては、この脂の乗り。ふっくらジューシーに焼かれ、ひと口食べれば魚の旨みが口いっぱいに広がります。これはもうご飯がとまらない感動ものの美味しさでした...!
ちなみに、お店で提供しているご飯は「ひもの」によくあう山形県産の「つや姫」。大盛は無料、おかわりも1杯までならサービスしてくれます。
この美味しい「ひもの」をおうちでゆっくり味わいたい方は『鈴伝』で買って帰るもよし、また炭火焼の香ばしさを楽しみたい方は『炭火焼ひもの 伝』に立ち寄るもよし。テクアウト(お弁当など)やUber Eatsも対応しているので、さまざまな利用法で老舗の「ひもの」を手軽に楽しみたいですね。
江ノ島にあるようでなかった「ひもの屋さん」が営む定食屋。ぜひ一度足を運んでみてください、シンプルな美味しさに心打たれますよ。
基本情報
店名:炭火焼ひもの 伝
住所:藤沢市片瀬海岸1-6-10
アクセス:江ノ電「江ノ島駅」から徒歩3分
電話:0466-25-1213
駐車場:無し(店舗横にコインパーキング有り)
定休日:炭火焼ひもの 伝(水曜日・木曜日)/鈴伝(水曜日)
公式 Instagram(外部リンク)
※詳細は『炭火焼ひもの 伝』の公式サイトをご確認ください。
取材・撮影協力 炭火焼ひもの 伝 鈴木 様
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