【藤沢市】江ノ島の地元住民も通う「老舗ひもの店」。旨い脂がはじけ出す人気商品はどの魚?
魚料理は好きですか?私は生魚も焼いた魚も大好きです。海に面した藤沢市は、美味しいお魚が安く手に入りますよね。
今日は、日本の伝統食「ひもの」を買えるお店『鈴傳(すずでん)』(以下、鈴伝)をご紹介します。
実は昨年から「ひもの」を“買う”だけでなく“食べて”帰ることもできるようになった『鈴伝』(お店の裏に定食屋さんができました!)。炭火で焼かれる脂がのった「ひもの」は、香ばしくてご飯が止まりません(定食屋さんについては、次回の記事でご紹介しますね)。
『鈴伝』は江ノ電「江ノ島」駅から徒歩3分『龍口寺』の門前にあります。
お店は江戸時代から200年以上続き、現在で4代目。創業当時から同じ場所、そして同じ製法を受け継ぎ「良い品を安く」をモットーに伝統の味を守り続けています。
場所柄、来店するのは観光客中心かと思いきや、取材中に訪れる人の半数は地元の方で驚きました。
店内のショーケースには「ひもの」がずらり。この日並んでいたのは「あじ(378円)」「かます(432円)」「いわし丸干し(162円)」「さば(半身540円~)」「生干いか(756円)」など。
自然そのものの素材ゆえ、旬により、また個体によっても脂の乗りが異なる「ひもの」。店主の鈴木保子さんは「何を買おうか迷った時は、ぜひお声をかけてくださいね」と話します。
※「ひもの」の価格は大きさによって変動。記事内の価格は参考価格です。
なかでも鈴木さんがおすすめする「いわし丸干し」は、開かないことで身がとてもふっくらしており、脂の乗りが抜群(パチパチ!ジューッ!と弾ける感じですよ)。そしてなんといってもお手頃価格なのが嬉しいですよね。頭とはらわたが取り除かれているので、家庭のフライパンで焼けば簡単に美味しく食べられます。
そんな『鈴伝』の「ひもの」のこだわりは、塩加減にあります。
魚の種類や大きさ・脂の乗り具合・季節や天候に合わせ、長年の経験をもとに塩の量を調整。常に出来たてを味わってもらえるように、大量生産や作り置きはしないという徹底ぶりです。どの「ひもの」も旨みが凝縮されていて、程よい塩加減が最高です。
また「ひもの」以外では、乾物の「ひじき(長ひじきタイプ/1袋486円~)」が人気。煮物はもちろん、サラダとして食べても美味しいひじき。柔らかな食感が好評なのだそうですよ。
そうそう、湘南名物の「たたみいわし(5枚入り756円~)」もあります(しらすの収穫量により、販売していないこともあります)。軽く炙ればお酒のおつまみにぴったり。常温で持ち歩ける乾物は、お土産にも重宝しますよね。
これらの「ひもの」をはじめとした『鈴伝』の商品は、オンラインショップ(ホームページ)からのご注文も可能。おうちに居ながらのお取り寄せや、贈答用の配送なども受け付けています。
そして、文頭でも軽く触れた『鈴伝』の「ひもの」が食べられる定食屋さん『炭火焼ひもの 伝(でん)』。
次の記事で「ひもの」の食べ比べができる「炭火焼き定食」について詳しくご紹介いたします...!
基本情報
店名:鈴伝
住所:藤沢市片瀬海岸1-6-10
アクセス:江ノ電「江ノ島駅」から徒歩3分
電話:0466-25-1213
駐車場:無し(近隣にコインパーキング有り)
定休日:鈴伝(水曜日)/炭火焼ひもの 伝(水曜日・木曜日)
公式 ホームページ(外部リンク)
公式 Instagram(外部リンク)
公式 Twitter(外部リンク)
公式 Facebook(外部リンク)
※詳細は『鈴伝』の公式サイトをご確認ください。
取材協力 鈴伝 鈴木 様
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