日帰りでも貸切露天風呂が使える「鳴子温泉 旅館弁天閣」、今後はランチやスイーツの展開も企画中
温泉ライターの泉よしかです。
宮城県の鳴子温泉といえば、極上の温泉がたくさんあり、湯めぐりシールを使えば気軽に立ち寄り温泉巡りができる、温泉好きにはたまらない温泉地。
鳴子温泉で以前訪問した時には日帰り入浴を休止していた「旅館弁天閣」が、この9月に再訪した時に日帰りを再開していたので、さっそく入浴してみました。
ここは男女別の内風呂のほかに、貸切露天風呂が2つあることで知られています。
鳴子温泉の東の外れに建つ「旅館弁天閣」
「旅館弁天閣」は、鳴子温泉駅から東に歩いて、ちょうど温泉街が途切れるあたりにあります。もう少し歩けば、隣の東鳴子温泉街に着くような立地です。
正面はバイパスに接していますが、背後は陸羽本線の線路が通っている以外に建物はありません。
ロビーは広々。早速日帰り入浴の受付を済ませて内風呂へ行ってみます。
「名湯 弁天閣」と書かれているのがいいですね。
「旅館弁天閣」の展望風呂
「旅館弁天閣」の内風呂は、最上階の4階。
展望風呂というだけあって、窓が広く木々の緑が鮮やか。源泉は熱すぎるので加水されています。モール泉らしい華やかな木材臭がして、手触りはすべすべ。
泉質は弱アルカリ性のナトリウム―炭酸水素塩泉。いわゆる重曹泉と呼ばれる温泉で、肌の汚れや角質を綺麗に落としてくれるクレンジング系の美肌の湯です。
少しレトロな浴槽内のタイルがたまりません。着物の絞りの柄のような風情が感じられます。
二つの貸切露天風呂
さて、「旅館弁天閣」には貸切露天風呂が二つあります。使用している源泉は、4階の展望風呂と同じです。女将さんにお願いして、この二つの貸切露天風呂を見学させてもらいました。
こちらは貸切露天風呂の1つ「満天星(どうだん)の湯」。森の隠れ家で入浴しているような素敵な露天風呂です。
竹垣を隔てて反対側は「楓の湯」。正面の楓の葉が少し色づいているからか、「満天星の湯」とはまた少し異なる趣き。
なお、貸切露天風呂は宿泊者は利用無料。日帰り入浴は1回50分大人1人1,200円ですが、男女別の内風呂とセット利用の場合は、本来1,900円となるところ、200円割引で1,700円となります。
今後はランチや手作りスイーツの企画も
女将さんに伺ったところ、今後は日帰り入浴だけでなく、ランチや手作りスイーツの提供を考えているとのこと。入浴しなくても利用が可能になる予定だそうです。
温泉街の中心部からはちょっと離れている分、穴場のランチスポットになるかもしれません。
鳴子温泉 旅館弁天閣
住所:宮城県大崎市鳴子温泉字車湯 87番地 地図で確認する
電話:0229-83-2461
公式サイト:鳴子温泉 旅館弁天閣(外部リンク)
公式Instagram:弁天閣(外部リンク)
日帰り入浴受付時間:11:00~14:00
日帰り入浴:
(内風呂)大人700円、子供500円(鳴子温泉郷湯めぐりシール利用は大人3枚、子供2枚)
(貸切露天風呂)大人1200円、子供700円
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