オートバイのあれこれ『カワサキ好きなら行かなあかんで!』
全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。
今宵は『カワサキ好きなら行かなあかんで!』をテーマにお話ししようと思います。
これまで、『ヤマハコミュニケーションプラザ』や『スズキ歴史館』など、オートバイにまつわるミュージアムを訪れてきた私ですが、今回は『カワサキワールド』へ行って参りました!
『カワサキワールド』はその字のごとく、カワサキ(川崎重工業)の製品が展示されているミュージアムになります。
カワサキワールドがあるのは、川崎重工のホームタウンである兵庫県神戸市。
神戸の観光スポット『メリケンパーク』内の施設『神戸海洋博物館』に併設されています。
ご存知の人も多いかもしれませんが、川崎重工グループはオートバイだけでなく鉄道や船舶、航空機など、まさに「重工業」というワードがしっくりくる製品をいくつも手掛けており、カワサキワールドではそういった川崎重工のプロダクトが多彩に展示されています。
本音を言えばその全てをここでご紹介したいのですが、記事のボリューム制限の関係でなかなか難しいので、今回はオートバイの展示エリアに絞ってカワサキワールドの中身をレポートします。
オートバイエリアに関してまず言うと、正直スペースはそれほど広くなく、展示台数も多くはありません。
『ヤマハコミュニケーションプラザ』や『スズキ歴史館』と比べると、スケールは小さいと言わざるを得ないでしょう。
あまり大きな期待を持って行くと、拍子抜けしてしまうかもしれません。
ただこれは、船舶や航空機といったその他の製品の展示エリアを広く取っているからで、カワサキワールド全体の規模は広大です。
なので、オートバイ以外のカワサキ製品にも興味がある人なら時間をかけて楽しめるでしょう。
私が訪れた時には、カワサキの二輪事業創始70周年を記念した企画展が行われていて、草創期のモデル『J1』や『W1』等が特別展示されていました。
また、バイクファンお馴染みの『Z1』や『マッハ』シリーズ、そして『ニンジャH2』といった最近のモデルもディスプレイ。
その他、二輪免許を持っていない人やキッズでも楽しめる『またがりコーナー』などもあります。
私はやはりマニアックな部類ですので(自分で言うな)、カワサキの往年のマシンにじっくり見入ってしまいました。
入館料は(神戸海洋博物館のチケットとして)900円が必要になります。
(900円…Z1やGPz900Rにかけているのか?)
クルマ・バイクともに駐車場もありますので、神戸方面へツーリングに行かれた際はぜひ立ち寄ってみてください。
《参考》
神戸海洋博物館