江ノ島の新しいラーメン店『麺場 飛猿（めんばとびざる）』は、江ノ電「江ノ島駅」から藤沢方面へ徒歩7分のところにあります。

見逃すことはないだろう、とても色鮮やかなブルーの外観が目印。店舗のすぐ近くには2台分の駐車場も用意されていますよ。

店内は白を主軸にした空間で、デートにも利用できるお洒落な雰囲気。

そんな空間に真っ赤な椅子を配置するセンスからして「ここのお料理は、美味しいに違いない…」と期待が膨らみますよね。笑

またカウンターだけを切り取ってみると、大人のダイニングバーのようにも見えるでしょう？

店主は自称サル顔(笑)の、猿渡さんご夫婦。

私には、サル顔とは全く思えませんけれども…(笑)。ご主人は『麺やBAR渦』や『麺バルHACHIKIN』の元店長。見覚えのある方も多いのではないでしょうか？

お店のメニューは、もちろんラーメンが中心。

ベーシックな麺類「らーめん醤油・塩（800円）」「純煮干しらーめん（850円）」「つけ麺（900円）」「江ノ島ブラック（950円）」のほか、いろんな具を増量したタイプの麺「マル得セット（豚チャーシュー・鶏チャーシュー・味玉・メンマ・のり）」や「おつまみセット（ドリンク+おつまみ3点）」が人気なのだそうですよ。

ドリンクはアルコール類も充実。

そしておつまみは日替わりです。うかがった日はこのようなラインナップでした。

どれもおいしそう。迷いますね。笑

とりあえず…
最初に「江ノ島ブラック」を作っていただきました。子どもに好評？？と感じてしまう真っ黒なラーメンなのですが、どんなお味なのでしょうか...。

できあがりましたよ。こちらが『麺場 飛猿』の「江ノ島ブラック」です。

スープの表面を覆う、焦がしにんにく油（黒マー油）。なんとも香ばしい香りが食欲をそそります。

マー油の下には香り高い醤油スープが隠れています。ウルメイワシやサバなどの出汁を使っているスープは、すっきりとしていながら複雑で奥行きのある味わい。もちろん化学調味料は不使用です。また2種類のペッパーが含まれていますが、辛みを感じるほどではありませんでした。確かにこれは子どもでも美味しく食べられる…。いや、むしろ食べやすいかも。

具は、鶏と豚の2種類のチャーシュー（これも美味！）と極太メンマ。ネギや自家製の生姜醬も添えられています。麺はするりと入る中太面。スープがとてもよく絡みましたよ。

ちなみに、子どもでも食べやすいもうひとつの理由は、麺が120ｇと少なめなこと。これは「江ノ島ブラック」に限らず『麺場 飛猿』のすべてのラーメンにあてはまります。

少なめのわけをお聞きすると、観光で来ているお客さんには「食べ歩き」を、ラーメン好きさんには「連食（2～3種類の麺を試すこと）」を楽しんで欲しいからと猿渡さん。そのため子どもや女性、シニアの方までペロリと完食されるのだそうですよ。もう少し食べたい方は「中盛り150g（無料）」または「大盛り180g（+100円）」もできますので、注文時にお伝えくださいね。

そして…
大人に人気のメニューがこちら。

なんとラーメンではなく「おつまみセット」です。しかしラーメン屋だからとあなどるなかれ。どのおつまみも箸が止まらない...！

写真左から「和ピクルス」「ホタルイカの紹興酒漬け」「サツマイモとクリームチーズのサラダ」。

なかでも「ホタルイカの紹興酒漬け」は唸る旨さですよ。

『湘南魚つる』から仕入れているという富山湾で獲れたホタルイカを、紹興酒やオイスターソースで漬けた「ホタルイカの紹興酒漬け」。口の中でとろりと溶け、ふわわぁ～っと鼻に抜けていくのです。ビールもいいけど日本酒や焼酎も間違いない...。

「和ピクルス」は甘みを抑えられたすっきりとした味わい。「サツマイモとクリームチーズのサラダ」はサツマイモのシャキシャキした歯ごたえが心地よい、風味豊かなサラダでした。

しかしラーメンだけでなくおつまみも美味しいとは…。器用な店主に拍手なのでした。笑

誕生したばかりの『麺場 飛猿』は、まだまだ進化の途中と話す猿渡さん。今後が楽しみですね。この夏は、ラーメンからのちょい飲みを楽しみに『麺場 飛猿』を訪問しましょう！

～未成年の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから～

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